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2018.0214 O.A 釧路孝仁会記念病院 循環器内科 小笠原惇氏

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<part1> 
去年4月から釧路へ。大学に入学するまでは釧路にいらっしゃり、17年ぶりに戻られました。以前お母様が病気になられた時の主治医がとても尊敬できた事と、単純にカッコ良いという印象があり、この道を目指されたとか。お父様が弁護士。小学生の頃はなんとなく同じ道に進むのかなという気持ちもあったそう。
循環器内科の大きな病気は心不全・狭心症・心筋梗塞といった命に直結する様な病気が多く、特に狭心症・心筋梗塞の時の治療の第一選択肢となっているのは、カテーテルの治療。それをするとしないでは劇的に病状が違うそう。カテーテルをすると命が危なかった方が、普通に社会復帰なさるという様な現実を見て、循環器内科はやりがいがある科と考えたそうです。カテーテルは昔もあったのですが、色々な器具が年々発達し、20年前と比べると今は成績がよくなってきているそうです。一度治療すると治療した所はほぼ大丈夫な方が多くなってきているそう。特に心筋梗塞は、心臓の表面にある冠動脈という血管が詰まってしまう病気。そこに風船をもっていき、内側から風船を広げる事で血液の流れを出し、なおかつ非常に特殊な薄い金属のステントをその病変で広げる事で長期間その血管の内腔を確保することができるそうです。孝仁会記念病院では、昨年度は約300例の方がその様な手術を行っているとか。日本人の寿命が延び、食事の欧米化が進んでいる事もあり動脈硬化等による病気が非常に増えてきているそうです。結果、心筋梗塞・狭心症といった病気が非常に増えているのが現状と。その予防としては・・・動脈硬化による病気なので、動脈硬化を防ぐことが大事。コレステロールが高い、糖尿病、高血圧、その様な病気が積み重なった結果として心筋梗塞等が起こってくるのです。ですから糖尿病であれば血糖を厳格にコントロールしたり、血圧であれば薬を使い正常な血圧を保ったり、コレステロールも非常に良い薬がいっぱいできてきているので、薬で悪玉のコレステロールを下げるといった事が重要になるのです。
<part2>
外来では、心筋梗塞の患者さんが非常に多いそう。特にここ10年位、非常に増えているのが糖尿病の方。糖尿病の方コントロールが悪いと若くても心筋梗塞や脳梗塞になる患者さんが多いそう。ですから糖尿病のコントロールを少しでもできる様に尽力なさっています。糖尿病は自覚症状が殆どないので、なぜ糖尿病を治療しなければならないのか、何の為に薬を飲まなければならないのかを理解していただくのが最初は大変なのだとか。「外来で説明する時は血管を水道管に例えて説明するんです。健康な方であれば、その水道管に真水が流れている。でも糖尿になると、(糖と塩分って相反するのですが)水道管に塩水を流している様な状態で、そうするとどうしても水道管の内側は錆びてきてしまって動脈硬化をきたしますよ」と。初めて糖尿病と言われ、どういう病気かわからない時に理解していただく為にその様な話をなさるそう。結局糖尿病で困るのは、例えば目が見えづらくなってきたり、腎臓が悪くなってきたり、細い神経にいく血管も障害されるので手や足が痺れたり、その後、大きな血管、足の血管、心臓の血管、脳の血管が障害されてしまう事が一番の問題と。糖尿病に関しては、ここ3〜4年位で、非常に良い薬が多く出てきているそう。今までの薬は確かに血糖を下げる効果があったのですが、最近出てきた薬は、血糖が下がり、なおかつ寿命が延びるといったものだそうです。理想の医師像を伺いました。「手技的な問題は確かにあるので、教科書を覚える事は確かに大事。でも、患者さんそれぞれにたぶん違った正解があると思う。なので、患者さんの元に足を運ばなければその正解は基本的にはあまり見えてこないと思います。患者さんにとって一番良いのは、教科書で一番良いと書かれているものではなく、患者さんやご家族の気持ち、そして社会的な環境も含めた上で判断して、医師が決めるのではなく、一緒に決め、その目的に向かって進んでいくというのが本当に一番良いのでないかと思います。」
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2018.0207 O.A 釧路協立病院 内科 澁谷仁美氏

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<part1> 
医師を目指したきっかけは聞かれるたびに困るそう。医師以外に考えたことがないから。小さい頃から身体が弱く小児科の先生にお世話になったそうです。その小児科の先生に憧れがあり、医者って素敵だなと子供の頃から思っていたのです。その気持ちが中学、高校に進学してもぶれずに、高校で進路選択する時になっても他の職業は考えられなかったのです。それくらい小児科の先生のインパクトが強かったのです。すごく優しい先生で、全然病院嫌いにならなかったと。その先生のところに行ったら安心する気持ちもあったり、心の中にずっとこういう先生が良いなという思いがあったのかな?とおっしゃっていました。安心感を与えられる医師というのは、ある意味、理想だと。医師になりたいと思った中で、一人の患者さんをずっと長く診たいという思いがあったり、安心感を常に与えてくれていた小児科の先生が頭にあるので、安心感を与えられる先生になりたいという思いもありました。どんな病気、どんな症状であっても、とりあえず診て、最初の扉みたいなところで働く科でやってみたいと思い内科を選ばれました。現在医師4年目。実際に働いてみると思っていたより大変だなと思うそうですが、想像していた以上にすごくやりがいがあるとも感じているそう。また、色々な方と助け合ったり、病院内外、様々な職種の方と関わることのできる仕事なので、医師医療という世界だけではなく、介護分野、広く言えば街づくりにも関わることのできる仕事だったと最近気づいたところ・・・と。
学生の頃、学生が学生の為に開催している勉強会があり、それが家庭医療勉強会だったそう。そこに参加し、まさに自分がやりたいのがこの家庭医療という分野だと初めて気づいたそうです。継続して診たいとか、ただ単に病気を治すだけではなく、その方がどうやったらより健康でいられるか、どういう風に生きていきたいのか、その様な事を支える事ができたり、サポートできるのは総合診療医、家庭医だったという事なのです。
<part2>
今は、医療だけではなくその後の患者さんの生活を支えるという、生活というものに寄り添った活動をしているそう。病院の退院した後の生活ももちろんそう、外来は外来でどう患者さんを支えて診ていくかの活動もしていて、外来の看護師さんも訪問分野の看護師さんも活躍しているのです。もちろん病気を治して命を助けるというのは大事なこと。でも、安心して暮らせるようにとか、生活がどうなのか・・・など、住民の方が最後まで自分の暮したい様に、思い描いた様な生活ができる様に支えるというところは、釧路に来て感じたこと。毎日が充実して本当にやりたいと思っていた事がやれている・・と。釧路で、継続的に外来を診ていると、施設の職員の方、外来通院のヘルパーさん、ケアマネージャーさんがいらっしゃることも多いそう。介護分野の方が一緒に来てくださり、患者さんと一緒にお話しをしてくださる。生活している日々の事を教えてくれるのですごく助かると。ご家族と医療者との橋渡しをしてくれるのも介護関係の方なので、とても有難いとおっしゃっていました。情報の共有はすごく大事。患者さんやご家族の方が一つの思いを持っていたとしても、そこに医療者がずっと携わっていけないのは事実。ですからその情報を、次にバトンをしっかり渡すことが大切になると。それが別の病院の医療関係の方でも、施設関係の方でも、情報をしっかり繋ぐ。その時かかっている病院や医療機関と共有できていれば、もし万が一、患者さんとご本人が伝えられなくなっても、今までのお話しの中でおっしゃっていたこと、その思いを伝える事ができる。情報を途切れることなく診ていける連携ができたら良いと思うとおっしゃっていました。
「ポリシーは、まずは患者さんにしっかり向き合いお話しを聞く。その時その方を診ているのは私なので、医師としての責任をしっかり持ち診させていただく。そして、『ここに来て良かった』と思ってもらえる様な安心感のある医療機関をスタッフ皆と作っていける様な医療をしていきたいです。」
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2018.0131 O.A 杉元内科医院 杉元啓二氏

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<part1> 
去年4月から毎週木曜日に外来診察をなさっている中で生活習慣病の方が多いと感じたそう。この生活習慣病は、糖尿病・脂質異常症・高血圧・高尿酸血症等、生活習慣が発症原因に深く関与していると考えられている疾患の総称。以前は、成人病と呼ばれていましたが、1997年頃から生活習慣が深く関わっていて、予防できるという認識を高める目的で呼び方が変わったそう。これらの疾患と肥満を複合する状態を、医学的にメタボリックシンドロームと言います。生活習慣とは、食事の内容・喫煙習慣・運動習慣・飲酒の習慣の事。その対策には色々とありますが、まずはストレスのないダイエット。基本的には必要以上に食べない事が一番。今後高齢社会が進む中、予防が非常に大事になってきます。体重が減れば、薬が必要なくなる事が多く、死亡リスクも減らす事ができると。ダイエットは、今日!今から始める。毎日朝晩体重を測る、可能なら血圧も。体重・血圧・食事内容等を記録。あれもこれもしようとせず、何か一つだけ実行。運動は体力維持を目的にほどほどにする事が大事。無理なダイエットは長続きしない。食事時間・食事内容を見直し、朝食昼食はしっかり、夕食はなるべく早い時間帯に軽めに。間食を控える買わない置かない。等々。。。
続いて、専門の血液内科について。血液のガン、造血器腫瘍には白血病、悪性リンパ腫、骨髄腫があります。白血病には急性型・慢性型があり、各々骨髄性とリンパ球性があり、大きく4つに分かれると。その中で慢性骨髄性白血病について説明いただきました。血液ガンの中でも比較的ゆっくりと進行する為、初期の段階では殆ど症状がないそうです。その為健康診断等で白血球数の増加を指摘され、偶然見つかる場合が半数以上を占めるそう。発症の殆どは、染色体の9番と22番の一部が入れ替わる事によりフィラデルフィア染色体が生じる事。フィラデルフィア染色体上にある異常な遺伝子が形成され、そこから作られるタンパク質は、血液細胞を過剰に増殖させる働きがある為、慢性骨髄性白血病を発症させるそうです。
<part2>
去年7月にお母様の北8ビルで共演コンサートを開催。急遽トロンボーンとピアノの譜面を探したり、カラオケボックスで練習をなさったり。前日に釧路入りし、夜にトロンボーンを練習し、当日は午前中に湿原マラソンで30km走った後、午後にあわせての練習をした後に演奏会。過密スケジュールです。今年はそんなコンサートが開催されるのでしょうか?もしかするとお母様の頭の中ではもう構想が完成しているのかもしれません。
趣味のランニング歴は5年ほど。釧路滞在中、杉元内科医院の周辺を走っていると、ウォーキング中のお兄様の重治氏と会う事も。実は重治氏はそろそろ来る頃かな?と外に出ているみたいです。
釧路の医療については病診連携がうまく機能していると感じていらっしゃいます。各病院もうまく棲み分けされている印象があるともおっしゃっていました。
現在、何と言っても気になるのが2040年問題。1971年から1974年までに生まれた団塊ジュニア世代がすべて高齢者になるのです。現在4人に1人が高齢者という状況ですが、3人に1人が高齢者に。少なくとも現状通りの医療が受ける事が可能かどうかわかりません。今は国民皆保険が機能しています。しかし今後は高齢化が進み、医療費が増えてくる事が予想されるので、皆保険が破綻するとまではいかなくても、何らかの制限が設けられる可能性も考えられます。少子化の影響で、15歳から64歳の生産年齢人口が減り、医療スタッフも減る状況になりそうです。となると、ロボットやAIが活躍する時代がやってくるのかもしれません。重治氏もおっしゃっておりましたが、医師とAIロボットでタッグを組んで診療にあたる時代がやってくるかも・・・。でも、やはり人を手当てするのは人の手でやってほしいと思うのは私だけではないと思います。
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2018.0124 O.A 市立釧路総合病院 泌尿器科 山田修平氏

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<part1> 
小さい頃はよく風邪をひき、病院にかかることが多かったそうで、おそらくは最初のきっかけはそこにあるのでは?と。お正月に実家に戻った時に幼稚園の卒園アルバムの将来の夢=医師と書いてあったのを発見。その思いは漠然とずっと持っていらして、さらに人の役に立ちたいという思いもあり、今までの夢である医師を目指そうとここまできた感じとおっしゃっていました。環境にも恵まれた感じはあるそうです。周りも医師志望が多く、お互いに刺激しあいながら、切磋琢磨する仲間が多かったのでそれも良かったと。
当初は麻酔科医を考えていたそうです。ただ、研修医の時に手術室に入り「僕は手術がしたい」ということに気づいたそうです。では、手術にかかわる科は?と考えた時に外科・耳鼻科・婦人科等々色々選択肢はあり・・・。なぜ泌尿器科に進んだのかというと、実は泌尿器科に縁があり、仲が良い先生がいらして研修をさせていただいたそうです。泌尿器科とは一般的な世間のイメージはあまり手術している感じがないと思います。膀胱炎とのイメージが先行すると思うと。実際にまわってみてわかったのは、手術の種類がかなり多いということ。膀胱や腎臓、前立腺など色々な臓器を扱っています。できる幅が広いと感じ、最終的に泌尿器科を選ばれたそうです。現在はまだ専門は決定していはいないそうですが、今の時点では腫瘍を診ていく医師になりたいと考えているそうです。泌尿器科で腫瘍に関わる臓器で多いところは、膀胱、前立腺、腎臓。患者さんの数も多いそうです。特に男性の前立腺ガンはとても多いそう。高齢化や食事の欧米化などが影響していると考えられています。やはり血尿で受診して見つかる方が多いそうです。腎臓は健康診断でエコーで見つかる方が多いとか。膀胱ガンは、間違いなく言われているのはその原因に煙草があるそうです。健康診断以外で気をつけた方が良い事は、血尿やすごく長く続く膀胱炎等。気になった方は一度受診する事をおすすめします。
<part2>
趣味はランニングと読書。冬の間は走らず読書。高校時代に陸上部に所属。その時は楽しんで走るというよりは記録のために走っていた感じと。高校駅伝にも参加して走っていたそう。記録を伸ばすのも楽しいけれど、陸上部時代が終わり趣味で走る様になると、景色を楽しんで走ったりすることができるようになったそうです。基本的に体を動かすのがお好き。楽しい気持ちで周りの景色を楽しんだり、転勤した先でこんな所にこんな店があったんだ等自分の知らない所を好きなだけ走ることができるという楽しみがあるそう。一度迷子になりそうになり、その後はGPS機能を搭載したスマホを持って走っているそうです。
読書は小さい頃から高校生位までは相当読まれていたそうですが、現在は月に2〜3冊位とか。ミステリーがほとんど。2冊おすすめの本をお聞きしました。まずは、絢辻行人の「十角館の殺人」。ジャンルはミステリーですが、そこに叙述トリックが入っているそう。実は読者を騙すという様な構成になっているそうです。普通のミステリーだと最終的に犯人に行き着く感じが多いのですが、これは違うと。例えば読者は女性だと思っていた人が男性だったとか、そんなトリックが含まれていて、最初に読んだ時はすごい衝撃を受けたそう。そこでもう一度そういう目線で読んでいくと、納得する部分があり、2度楽しめる内容とか。もう1冊は貴志祐介の「新世界より」。近未来で人間が超能力を使える様になった世界の設定のSF小説。最初読んだ時は気付いたら徹夜をなさっていたとか。それ位面白い小説だったとおっしゃっていました。
理想とする医師像は、患者さんの事を第一に考えて、その人について本人より知っているという位深くその人の事を知って、その人の為に何ができるか、一番良い治療は何かという事を日々考えられる様な医師。「現在の目標は、患者さんに常にベストの治療を提供する事。ベスト以外の選択肢も提示して、医学的ベストと患者さんにとってのベストを常に一緒に考えるようにすることですね。」
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2018.0117 O.A 釧路赤十字病院 内科 宮愛香氏

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<part1> 
今回は、専門の糖尿病についてのお話しです。
●糖尿病とは?・・・・・高血糖による血管障害。血糖(血液に含まれる糖分濃度)が高い状態が長い期間続くと、全身の血管が障害を受け、様々な病気の原因となるのです。尿に糖が出るというのは、あくまでその1側面に過ぎないとのこと。
●高血糖になると血管はどうなるのでしょう?・・・・・毛細血管がボロボロになり、それらの血管が集中する網膜や腎臓、末梢神経などが機能しなくなるそうです。前回にもお話しいただいた「しめじ」。し=神経、め=目、じ=腎臓と覚えていてくださいね。一方、大きな血管も柔軟性を失い、動脈硬化や心臓の血管が詰まる心筋梗塞や脳の血管が破れたりする脳卒中の原因になるそうです。
●どうして高血糖になるのでしょう?・・・・・血液中から細胞内へブドウ糖を取り込むために不可欠な鍵となるホルモンがインスリン。このインスリンの量が足りなかったり、インスリン自体の効きが悪くなったりすると、高血糖になるのです。
●高血糖になるのは生活習慣が悪いから?・・・・・日本人はもともとインスリンの分泌量が少なく、現代社会のように運動量が少なく栄養にも恵まれた状態になると、誰でも高血糖になる可能性はあるのです。これが一般的な糖尿病。正式には2型糖尿病と呼ばれるものです。必ずしも贅沢が2型糖尿病の原因という訳ではないのです。現在は、普通の人が普通になる文明病といった感じでしょうか。
●生活習慣以外にも血糖が高くなってしまうことはあるのでしょうか?・・・・・実はあるのです。何らかの原因で膵臓からインスリンが突然分泌されなくなると、血糖を下げることができなくなり、高血糖の状態をそのまま放置すると数日から数ヶ月で死に至ことがあるそうです。これは1型糖尿病というものです。
<part2>
●1型糖尿病は、普通の糖尿病(=2型糖尿病)と違うのでしょうか?・・・・・1型糖尿病は、風邪のウィルス感染などが原因で、インスリンを作る細胞だけが突然破壊されてしまい、高血糖になってしまう病気。日本における糖尿病の95%以上が2型糖尿病で、1型糖尿病は5%以下しか存在しないそうです。
●1型糖尿病は、どのような治療が必要なのでしょう?・・・・・血液中から細胞内へブドウ糖を取り込む、すなわち血糖を下げるホルモンであるインスリンが自分では作れなくなるので、注射またはポンプによって常に補充する必要があるのです。逆に、1型糖尿病にはインスリン注射以外の治療法は、現在のところはないそうです。
●1型糖尿病になると、普通の生活はできないのでしょうか?・・・・・限りなく普通の人の生活に近い生活はできるそうです。血糖コントロールさえうまくいけば、一般健常者より健康な生活をおくることができるかもしれないと。ただ、頻繁なインスリン注射や、現在の血糖値を確認するための血糖測定、そしてインスリンの量と食事内容が釣り合っている必要があるため、それらを理解・実践し、十分に慣れるまでにはそれなりの習熟と期間が必要となるそうです。
糖尿病有病者と糖尿病予備群は、いずれも約1,000万人と推計されています。決して他人事ではないと思います。しっかりと糖尿病を理解して、まずはその予防から取り組んでいけたらと思います。
そして、リクエストはもちろん井乃頭蓄音団。振り幅がすごいのが大好きとおっしゃっていました。最近は少しおとなしくなった感じもするそうですが・・・。去年11月に東京ライブに行かれた時のパーカー、今回も下ろし立てを着用しての写真撮影となりました。
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2018.0110 O.A 釧路協立病院 麻酔科 藤原幹人氏

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<part1> 
今回は4つのお話しから構成されています。
まずは、名刺。今回はスタジオに入りいただいた名刺、その途端「あ〜やっぱりそうなんだ」と。本当は裏面に着目して欲しかったそうです。実は12月に札幌で新入医師就職説明会&歓迎会があり、その時に使ったものとのこと。釧路協立病院は札幌が本店で、釧路は支店のような関係。人事権は札幌にあり、どうにか釧路にも地域医療実習や後期研修で来て欲しいという切実な思いで釧路をPRなさったそう。ひとつはお菓子作戦。函館は五勝手屋羊羹、北見は清月の赤いサイロ。いずれも有名なお菓子です。そこで釧路はどうしようかと悩み、丹頂鶴の卵とまりも羊羹を用意しました。楽しい医局生活を全面に打ち出したプレゼンです。さらにお菓子は医局謹製の袋に入れ、名刺とともに各医師に手渡しました。ところが・・・「どうもありがとうございます」といって袋の中に名刺が入ってしまい、名刺の裏面は見てもらうことができなかったのです。その裏面ですが、藤原氏が数年前に忘年会でバカ殿様に扮した時のもの。これをシールとして貼り付けてあったのです。思い通じず・・・。
その2、独居老人となる。2015年6月からお母様の認知症が悪化したことで、奥様が札幌に戻られたそう。いずれ訪れる独居の予行演習と、認知症予防の実践ととらえ、悲壮感はなかったそうです。自炊に挑戦し、朝食とお昼のお弁当を作って出勤なさっているそう。その食事ですが、基本となるのは縄文人?!人間は長い間どんな食生活をしていたのかを意識するそうにしているそうです。毎回美味しいものを食べる必要はなく、飢えなければ、栄養学的に極端にバランスが悪くなければよし。牛乳・卵・納豆・バナナは必須の食品と。タンパク質は摂った?野菜や果物は摂った?と自問するそうです。
<part2> 
その3、3年制の釧路市医師会看護専門学校看護学校で講義。授業で心がけたこと。寝せない授業、笑いをとる、ひとつぐらいアハ体験をさせたい。そのために実際授業の途中で休憩を入れたり、休憩の間にチョコを配ったり、動画を多用した字幕つけ作業をしたり、なるべく実物を見せたり、アトラクションを取り入れたり、様々な工夫をされたそうです。とても準備が大変だったとか。教科書を渡されて、「ここからここまでおねがいします」と。ほとんど教科書半分。担当するところを読み、途中から、黙読じゃダメだと思い、音読しながら、ノートをとったのです。そのノートが4冊。麻酔科医にとって象徴とも言える喉頭鏡のほか、シリンジ(注射器)、医療用の消毒液などなど。実際に収録時にもお持ちいただいてお話しを聞かせていただきました。やはり実物を見ながら講義を受けると頭に入りやすいのでは?と思った私です。
その4、全身麻酔体験。還暦を前に定期的な歯科診断を決意なさった藤原氏。2016年10月に歯科を受診。パノラマ写真で左下顎に埋没智歯や嚢胞が見つかり、歯科口腔外科を紹介され、手術をすることに。麻酔科医自身が初めて経験する全身麻酔。どんな感じかな?と期待していたそうです。「点滴のところが少し冷たい感じですね。プロポフォール(静脈麻酔薬の名前)の血管痛は感じないですね。」と喋った事を覚えているそうですが、後は記憶がないと。病室に戻ってから意識ははっきりとしていて、どうして痛くないのかずーっと考えていたそう。切ったので絶対痛いはず。左下顎から下口唇の左半分がしびれていたそう。全身麻酔後に下顎口神経ブロックといって、顔面の下三分の1感覚をつかさどる三叉神経第三枝(下顎神経)に口の中から局所麻酔薬を注射したので痛くなかったと後でお聞きになったとおっしゃっていました。職業上、手術前の患者さんに「眠っているうちに、何~んもわからんうちに終わるから」と説明してきたのですが、自ら経験してみて、確かにその通りと実感できたそうです。
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2017.1227 O.A あさのめ耳鼻咽喉科クリニック 院長 浅野目充氏

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<part1> 
以前病院にお邪魔してお話しを伺ったのが、開院なさって1年経っていない頃。7年以上の月日が過ぎ、だいぶ忙しくなったとおっしゃっていました。耳鼻咽喉科にいらっしゃる方は、一番多いのがアレルギー性鼻炎の方。高齢の方だと耳が聞こえにくい、全般的にめまいの方、後は風邪でいらっしゃる方も結構多いそうです。以前と比べるとアレルギー性鼻炎の方は増えていると感じるそうです。その原因で多いのはハウスダスト。家のほこりとか、絨毯や畳に住んでいるダニなど。季節的なものとしては花粉症。北海道だとシラカバ、釧路は割と少ないそう。イネ科の雑草が近くの公園や空き地にいっぱい生えているのでそれが原因だったり、ハンノキなども原因になるのです。鼻水、鼻づまり、くしゃみ、目のかゆみなどお悩みの方も多いはず。薬は以前に比べるとかなり色々なものが開発されているそう。以前は効くけれど眠くなるとか、眠くならないのはあまり効きが良くないなど・・・といった感じでしたが、今は効いて割と眠気も出にくいという薬も出ているそう。耳鼻科の薬でここ10年15年で進歩があるのは、アレルギーの薬かもしれませんねとのこと。ここ最近は鼻血の患者さんが多いそうです。寒くて血圧が上がったり、風邪をひいて鼻水が出ているとどうしても鼻をかむと、すると鼻血が出るという方が多いそう。後は内科や脳外科で抗凝固剤(血をさらさらにする)を飲まれている方が結構いらっしゃるので、そういった方も多いとのこと。どういう症状が出たら耳鼻科を受診したらよいのでしょう?純粋に耳鼻科の病気は耳鼻科へ。内科との境界みたいなところでは、風邪だと鼻水、喉が痛いという症状は耳鼻科の方がよろしいのでは?とのこと。鼻が2週間位続くのであれば耳鼻科を受診した方が良いそうです。必ず受診してほしいのは急に耳の聞こえが悪くなった時。突発性難聴が疑われ、症状が出て、受診するのは早ければ早いほど良いそうです。他に顔面神経の麻痺も耳鼻科で診ることが多いそう。これも時間が経ってしまうと治りにくくなるので早めの方がよいとおっしゃっていました。
<part2> 
鼻血で一番多いのは鼻中隔の手前の部分に細かい血管が集まっているので、そこから出血するケース。そこの出血は圧迫する事である程度止めることができるそうです。昔は上を向いて首の後ろをトントンするという方法でしたが、現在はNG。ちょっとうつむき加減で小鼻の付け根を5分から10分位ぐっと抑える。それでも止まらないようであれば病院へ。それで止まるようでも1日に何回も繰り返す、毎日繰り返すという場合であれば病院へ受診した方がよいとのことです。喉の病気で気をつけた方が良いのは、急性喉頭蓋炎という病気。症状としては喉の痛み。かなり痛みとしては強いそう。水や唾も飲み込めないつらいということが多いそう。ただ、場所が口を開けても見えるところではないのです。内科で喉を診てもらったけれど、そんなに腫れていない。でも喉の痛みが取れないという場合は奥の方が腫れている可能性があるそうです。場所としては喉仏の少し上の部分。ですから口をあけても見えないそう。構造的に一番細い部分。そこが腫れると窒息する危険性のある場合も。さらに数時間で急に腫れてきたりという場合もあるそうです
実は、「マリモで釧路を盛り上げ隊」の事務局長をなさっています。浅野先生と杉元先生に立ち上げの時に誘いを受け、発足から事務局長。マリモハイボールを作った後、もっと盛り上げるのに何かしたいねということでお声がかかったそう。「マリモで釧路を盛り上げ隊」の命名者でもあるのです。来年早々に少し動きがあるそうですが、今はまだ言えないそうです。最初のきっかけは釧路らしい見栄えのする飲み物を・・という事で始めた会ですが、せっかくやるのであれば、マリモを使って色々な事をやっていきたいという話になったそう。最終的にはマリモがいる阿寒湖を世界遺産にという壮大な目標まででてきたそうです。マリモを通して、知り合いも増え同じ思いで動く方と知り合えて、繋がりがどんどんできたと嬉しそうに語って下さいました。
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2017.1220 O.A やひろクリニック 院長 鮫島八寿子氏

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<part1> 
クリニックの私の仕事は関門だと思うと。まずわからない、どうしたら良いのかということで話を聞き、自分が診ることができるのか、大きい病院に紹介させていただいた方が良いのか等皆が良い医療を受けられる様に方向性を見極めます。それを心がけていらっしゃるそう。最近、在宅医療について介護関係者向けの講演をなさったとの事でそのお話を伺いました。以前、介護施設の施設長もなさっていたので、医療の面というよりは生活面の話しをなさったそうです。核家族でご高齢の方と接する機会があまりない方が多い現在。若い介護士の方などは特に。鮫島氏はおじいちゃんおばあちゃんがいる所で育ったのでその感覚がなんとなく身についていた感じがあるそう。おじいちゃんおばあちゃんは自分のいうことが通らないと怒ることもあります。それがご両親の接し方を見ていて自然に身についたと。でも1回も接したことがなくてその接し方がわからないと怒られて腹がたったり、イライラすることがあったりします。実はご高齢の方は言った後で「ごめんね」と思っていたりするそう。他には、ご高齢の方は死というものを肌で感じていらっしゃるそうで、その恐怖が色々な訴えとかになったりもしていると。例えば、夜に寂しいとおっしゃる。このまま目が覚めなかったらどうしようと。とにかくコミュニケーションが大事!それを踏まえて行動することで理解できることもあるとおっしゃっていました。ご自身のご両親を看取ったこともあり実体験に基づいてのお話しも。「自分の両親は認知症にならないと思っていたんですよね。そのギャップが本当に辛かった。今は色々な事を学んだからもう少し優しい言葉をかけることができたのでは・・と後悔だらけなんです。自分が経験しているから、そういう話をして少しでも若い人たちに気が楽に、そして楽しく接する為にお話しをさせていただきました。」やはり話すこと、刺激が必要。その根底にはコミュニケーションがあるのだとあらためて思いました。
<part2> 
やひろクリニックでは、内科、循環器以外にも皮膚科、美容、物忘れ外来などもなさっています。院長の同級生で釧路第一病院の院長 木内真理子先生が火曜日の午後に診察。アンチエイジングなどに力をいれていらっしゃいます。ヒーライトというライトを浴びることで今までの赤外線治療では難しかったシワやたるみの改善にも効果が期待できるとか・・・。鮫島先生は疲れ切ってシワシワの肌が当てた直後はピーンと張る感覚になったそう。また、新しいリフトアップの新しい機械も入ったそうです。やはり肌のメンテナンスは必要と。でも病院に行くとなると少し敷居が高い感じがします。まずこういう悩みがあるという事でカウンセリングを受けて、どういう治療が良いのかを相談して納得してから次の段階へ。「まあちょっと遊びにきました」感覚でも良いので、まずは話を聞いて美への道を歩んでいただけると嬉しいとおっしゃっていました。やるとやらないではやはり違いはあると思うと。やると自分に自信がつく等メンタル的にも違いはありそうです。
鮫島先生の憧れ、三好克枝先生は、物忘れ外来を第1・第3月曜日の14:00から17:30(受付)まで担当。物忘れはある程度の年齢になると誰でも気になりますよね。お話しを聞いて検査をして、その方向性がわかると対処法がわかったりします。先生の話しを聞いているのと聞いていないのでは自分の不安感も違います。
時間ができたらもう一度大学で勉強なさりたいそう。精神とか、人の心を勉強してみたいと。今まで色々な方と接してきて、人の恩をとても感じていらっしゃいます。お金ではない宝。でも心がズタズタになった事もあり、だから恨むということではなく、人って面白いと感じていらっしゃるのです。
来年は、少し介護施設の仕事をしてみたいそう。介護施設に行き、医療ではなく、一般企業の方と協力して何かをやってみたいと。常にチャレンジし続ける熱い思い今回も感じた収録でした。
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2017.1213 O.A 杉元内科医院 院長 杉元重治氏

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<part1> 
今回は「釧路市つながり手帳」のお話しから。以前この番組でもご紹介いただいたのですが、まだ認知されていない方が多いとのことで今回の流れになりました。この「つながり手帳」は医療や介護が必要になっても、安心して地域で暮らしていくことができるよう、ご本人の状況や思いを医療・介護の関係者が共有し、切れ目のない支援を行うことを目的として作られました。みんなで考えて作ったのですが、その手帳が発行はされたもののご存知ない方が多いと。医療関係者も介護関係の方もそう。実際にお持ちいただいて見せていただいたのですが、私にはわかりすく使いやすそうに感じられました。内容ですが、基本情報、介護情報、食事、必要なケア、連絡、運用ルールという項目に分かれていて、他には非常用の内服薬入れや担当者の名刺入れ、診察券入れ、お薬手帳入れなどがついています。特徴としては、その方の病気の状態や身体状況などを記入することで、ご本人・家族・関係者が、その方の状態を共有し把握することができる。よって主治医・薬剤師・介護関係者と情報のやりとりをし、関係者がつながりながら、ご本人を支えることができる。そして、外来受診や入院、施設入所の際に手帳を提示することで、現在の状態を的確に伝える事ができるということなのです。
対象者は、40歳以上の釧路市民で
1:医療と介護の両方を必要とする方、
2:慢性疾患で在宅療養中の方(現在介護保険を利用していない場合も含む)
3:本人・家族で希望される方、他にはご本人に関わる方が手帳の交付が適当と判断した場合も対象。
「介護と医療が関わる時・・要介護認定をされて要介護1以上になると、必ずケアマネージャーがつきます。そのケアマネージャーは介護の方の司令塔、まとめ役なので、情報を一番多く持っていただかないといけないと僕は思っています。ケアマネージャーの方々は「つながり手帳」の存在はご存知ですが、まだ実物を見たい事がないという方がいらっしゃるのが問題なんです。」うまく使っていただけるととても良いものなので、多くの方に知っていただき活用していただきたいとおっしゃっていました。
<part2> 
前半でお話しした「つながり手帳」は紙ベースでのお話し。それをインターネットを使って情報共有をはかり、医療・介護の連携を進めようというシステムのお話しです。その中の一環として色々な各ベンチャー企業がそのシステムを作っています。イメージ的にはSNSをもっとセキュリティをしっかりして医療・介護用に転化できないかというもの。その様なシステムを使って運用なさっているところはすでにあり、山形県の鶴岡市で実際実施されている方にお話しを伺ったそうです。簡単にいうと、地域の電子カルテといった感じでしょうか。各病院などで今は電子カルテを使っています。それをもう少し地域に拡大して、一人の対象者のカルテに対してそこに関わる方が書き込んだりするイメージです。医師が使えばその方のカルテになり、その医師が発信した情報に関して看護師や薬剤師の方が意見を言ったりする。それをカルテ上で行えるというもの。もちろんセキュリティがしっかりしていないといけないし、ご本人の同意がなければなりません。そうすることにより、時系列でその方の状況を把握することができるのです。「その中で在宅の医師もそうなのですが、疼痛管理の為に困った時には鶴岡の大きな病院にいらっしゃる緩和の先生もアドバイスをカルテ上でなさったりするのを見てすごいと思いました。患者さん・利用者さんを中心として色々な職種の方がネット上でつながっているのがすごい!何が問題かというと、会議など、集まったりする時間がとれないこと。でもネット上だと、自分の時間的余裕がある時に見ることができる。もちろん必要がある時には電話をしたりしますよ。お互いの職種間でのストレスが軽減できていると感じました。時間的空間的なものがうまく縮まっていると思います。」
人口減、高齢人口の増加、人材が減り、でも介護される方は多くなる。一人の医療者の担当する数が増えるのは事実。その為にも今後こういったシステムは釧路にも必要なのでは?と感じました。
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2017.1206 O.A 市立釧路総合病院 耳鼻咽喉科 川浪康太郎氏

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<part1> 
お父様が歯科医師、お母様が助産師、叔父様と叔母様も医師。医療環境にあったそう。周りからは自然と医師になるのだろうと言われていたのです。でも反抗心もあり、自分が格好良いと思う職業を考えてみたそう。パイロット、弁護士、海外勤務の商社マン、医師。そのどれかにつければよいなという不純な動機だったと。実際に小学校の頃に飛行機のコックピットに連れていってもらいパイロットの方にお会いしたりして将来像をイメージ。ただ、その中で一番良いと思ったのが、北大病院の中を颯爽と長白衣で歩いている医師。それで医師を選ばれたとか。もちろん医師という職業が身近だったことはいうまでもありません。目の前で自分が何かをして「ありがとう」とその場で言われるのってすごく良いなと思ったそうです。実はご自身がずっと小さい頃から鼻づまりに悩んでいたそう。鼻の真ん中のついたて、鼻中隔が日本人は95%どちらかに曲がっているそう。ご自身は極端に曲がっていて、右側が極端に狭い状態でした。そうすると左側が広くなると思うのですが、実は左側は右の鼻の穴と広さが同じになるように、今度は粘膜が腫れてくるそうです。なので左と右の鼻の穴が両方とも狭くなっていて、とても苦しかったと。高校1年生の時に手術を受けて治りました。今まで伸び悩んでいた成績が、鼻に空気が通ることで急にびっくりする位上がり、医学部を目指せるくらいになったとおっしゃっていました。自分もかかりうる病気だからこそ、イメージできて、だからこそこれは治してあげたいという気持ちがとても強くなったと。そんな訳で耳鼻咽喉科を選ばれました。耳鼻咽喉科の守備範囲は首から上全部。北海道大学は頭頸部外科といい、首から上の甲状腺や喉、声を出す部分、ものを飲み込む部分、そこの悪性腫瘍や機能改善の手術で非常に有名。夜中に呼ばれることも多々あるそうで、耳の中に虫が入った・鼻血が止まらない・転んでガラス戸に頭からぶつかって首から上を切ってしまったという患者さんも。「夜に呼ばれる使命感はありますね。」
<part2> 
趣味は東南アジア旅行。タイもベトナム、カンボジアなどなど。屋台でご飯を食べるのがすごくお好き。それこそが現地の味だと思うと。もともと食べ歩きは大好き。研修医1年目の時に初めて海外旅行でタイに旅行に。初心者だったのでガイドブック片手に有名なお店等に行かれたそう。でも朝ごはんで屋台にいってみようという話しになり・・・。初回の旅は着陸の時はトイレに。それからは、抗生物質を持っていく。大量にウェットティッシュを持っていき食器などはすべて拭いてから使う。向こうの氷は申し訳ないけれど捨てて、飲み物は出された瓶のままそのまま飲む。といった自衛策を講じる様に。初回で苦い経験をしたのにもかかわらず屋台がお好きとは。そこの味が忘れられず、どこにも食べた事のない独特な味付けだったそう。ガパオライスとトムヤムクンが好き。高級店で食べるのとは全然違う味だったそうです。それが美味しくてハマってしまったのです。タイ以外でもとにかく屋台に行かれるそう。たくさん食べた屋台料理の中でダントツに美味しいと思ったのは、タイならガパオライス。これは日本で再現できるところはないと思うと。他には香港のXO醬焼きそば。本場の味は濃く、暑い熱帯地方に合わせた味付け。屋台以外の東南アジアの魅力は、まだ開発されていない未開の地というところ。未開の自然がたくさん残っていて、その中で人々の生活があり、すごく時間がゆっくり流れている。未開の地の川をボートで下る。2時間、3時間ボーっと周りの景色を見ながらそこに住んでいる人々の生活を見ながら、非常に気持ちがゆるやかに穏やかになることができるところ。
理想の医師像・日々思っているポリシーは「患者さんへの説明がすべてだと思っています。僕たちは同じ日に同じ症状の患者さんが10数人いらして、同じ説明を10数回繰り返しますが、患者さんにとってはたった1回の医師からの説明。僕の理想の先生に少しでも近づけるように言葉選びはすごく気をつかっています。」
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