So-net無料ブログ作成
前の10件 | -

2018.0425 O.A 釧路赤十字病院 歯科口腔外科 森谷康人氏

moritanidr.jpg
<part1> 
実は釧路を離れるということで、ご連絡があり、釧路を発つ前に言い残したことを・・・という事で今回の運びとなりました。前回去年5月にご出演時に打ち合わせをしていて話すことができなかった沼田町のお話しから。沼田町を離れて15年経っているので記憶が薄れつつあるけれど、でも帰ると懐かしく安心する場所なので、未だに愛着があると。自身だけではなくたぶん沼田出身の人は地元愛が結構強いと思うとおっしゃっていました。その理由として夜高(ようたか)あんどん祭りがあると。もともとは富山の砺波市に同じような祭りがあるそうです。沼田町は沼田喜三郎という方が、入ってきて町をひらきました。その様な関係で富山のお祭りも一緒に入ってきた感じなのでしょう。お祭りにかける熱い思いがあり、沼田町に居続ける人、その祭りの為に帰ってくる人がいる・・そんなお祭りです。幼稚園、小学校等学校単位で行灯を作るそう。他に農協や役場、商工会、自衛隊、各団体で行灯を作るそうですが、この行灯がとても大きいそう。電線に引っかかる位の高さで、おそらく高さは3m以上あると思うと。蝋で絵を描いて、そこに色付けをする。ベースは赤。中から電飾で照らし綺麗に見えるのです。夏のその時期になると、街のテンションが徐々に高まっていく・・・。この夜高あんどん祭りは8月の第4金曜と土曜に開催されます。大人が作った行灯は、正面からぶつけ合う北海道唯一の喧嘩行灯。その迫力は物凄く、人口3200人位なのに、祭りの時には数万人単位で集まるそうです。
他には農産加工場が作っているトマトケチャップがオススメ。沼田産のトマトを加工して作っているのですが、とてつもなく美味しいと。これを使ってのオムライスやナポリタンは絶品。どう考えても森谷氏はグルメ。「美味しいもので体をつくっていきたい。生きている時間は限られているので、1食1食を大事にしたい。これが胃に入って消化されて自分の身体ができていると思える食事を食べていきたいんです。」
<part2>
女子力が高い。自他共に認める感じでしょうか。リファという美顔器を今も使っているそうですが、最近はプロテインにフルーツ青汁を混ぜて毎朝飲むことを日課にしているそう。美味しくて体調もよい感じがすると。自分をつくるものとして食事をとらえているので、大事なものと。「60歳になっても郷ひろみのように艶っぽくいたい。錆びたくないんです。お腹の肉も気になっていたけれど、ここに着手し始めました。」からす亭のマスターの影響で腹筋ローラーを始めたらだいぶ締まってきたと。外面も内面も刺激している感じです。あとはメンタル的なところを手がけたいとも。もう少しプライベイトな時間で文化的な活動をして心豊かになる様にしたいとおっしゃっていました。最近、スキンケアマイスターを取得。問題集があり、それを見て少し勉強したそうですが、誰でも少し勉強したらとれる資格なんて。ただ、女子力が高いというだけではなく、それを裏付けるものになるかな?と思い、遊び半分で趣味みたいな形でとってみたと。意外と問題は難しかったそうです。肌のつくりや保湿に関するもの、日焼けに関するもの、爪のこと等もその知識を問われたりしたと。
道東の医療圏が広いので、なかなか歯科にかかる事ができなくて、歯の炎症が悪化してからいらっしゃる方とか、全体的に歯がボロボロだったり、病巣が大きくなってからいらっしゃる方が多かったかなと釧路での診療を振り返り教えてくださいました。早めに受診してもらうことはすごく大事だと思うとも。どの科においても言えることですが。歯は自然治癒しないので、早めに処置してもらうのが大事なのです。大学では骨の研究、顎の骨に関わらず全身の骨に関してがメインになりそうです。例えば骨粗鬆症、いわゆる骨代謝とか骨のリモデリング等の骨そのものの研究。「口腔内は細菌がいっぱいいるのでそれが悪さをしてしまう場所。口の中を綺麗に保つことは大事。歯がないとごはんは美味しく食べる事ができないですからね。口、歯は大事です。」
nice!(0) 

2018.0418 O.A 孝仁会記念病院 脳神経外科 折居麻綾氏&杉元内科医院 院長 杉元重治氏

dr.maaya&sugimotodr.jpg
<part1> 
M:10年以上釧路にほぼ毎週土日にいらっしゃっていて、今一番感じている問題点は?
折居氏:緊急で患者さんを診ることが多いので、どこの地方もそうだと思うけれど一人暮らしのお年寄りや、老老介護でギリギリやっている人達がとても多い。本当に一人暮らしのおじいちゃんおばあちゃんが多い。
杉元氏:実際、釧路市、釧路周辺での救急医療が今現在で保たれている、よくまわっている地域だと思います。もちろん地元の先生方もそうですが、折居先生やドクターヘリの北川先生等、外から応援にきていただいている医師も非常に多いので、皆さんの目に見えないところで活躍なさっている先生に感謝しています。
折居氏:医者が都市に集まる専門医の問題もこれからでてくると思います。今年から専門医制度が変わり、各学会で今まで任せてやっていたものが統一され、専門医をよりきちんとした制度の中でやろうと変わってきた。すると学会に決められた回数行き、決められた講習を受け、点数化して専門医を5年毎に更新する・・。
M:それはどんどん地方にとって良くないこと?
杉元氏:僕もそう感じます。
折居氏:意外と地味にきいてくるのでは?研修医も色々な経験をするために、より都市部でとなると・・・そういう医師の制度自体もより都市でやらなければならないものが増える感じがします。
杉元氏:専門医制度もそうですが、専門医にかかりたいという一般市民のニーズに応えようという結果かと。
折居氏:あとは細分化されている。サブスペシャリティーが専門医化していて、例えば脳外科なら、脳外科専門医の他に、脳卒中の専門医、脳腫瘍の専門医、癌の認定医等が色々細分化されているのです。
M:確かに専門の先生に診てもらいたいとは思う。都市部ではありかもしれないが、地方では難しい?
折居氏:医師の数も限られていて、かかりたくてもかかれない人達が、その様な地域の方が殆どだと。
杉元氏:一方ではジェネラルに、全身を診るというというのがあるが、これは対をなしていると思う。ただ、皆さんの理想はテレビドラマの様に、神の手をもつドクターと、アットホームなお医者さんとその両方を同居させる、そんな完璧に24時間365日起きているAIロボットみたいな先生はいません。という事なのです。
<part2>
M:釧路で働いて良かったことは?
折居氏:単純に気分転換になる。ひとつスイッチが入る。それがストレス解消になっているかも。救急医療を続けていられることが脳外科医としてのプライドを保て、自分自身も勉強になり、もっと勉強しなくてはという気になります。なので・・・感謝しています。
M:最近は地元岩手でも色々と活動が始まりましたね。
折居氏:色々な場所で講演会を開催したり、少しずつ地域に貢献できてきたかなって。
M:今年は念願のショップもオープンなさいましたよね。
折居氏:東京巣鴨、おじいちゃんおばあちゃんの原宿と呼ばれる街ですが、実は中高一貫教育の学校がたくさんあり、大学もあちこちにあって意外と学生が多い街なんですよ。ショップ兼アトリエ。やはり拠点になる場所ができたというのは大きい。そこから色々なものを創り出して前に進めたら良いなと思います。今年の目標は合同展示会に出展してみたい。大小様々な展示会があるので、秋位を目標に準備を進めている段階です。
M:今後の予定は?
折居氏:私の作品を着ていただいて少しでも楽しく仕事をしていただいたら良いなということで、医療用のスクラブも販売開始。あとは巣鴨で私の作品を展示しているので、ぜひ足を運んでみてくださいね。カラフルワールドを経験して!!さらに・・・勝手にくしろプロジェクト、釧路の空港でも置いていただけたらと思っていますし、講演会も計画させていただけたらと思います。
nice!(1) 

2018.0411 O.A 札幌医科大学 耳鼻咽喉科・釧路赤十字病院 耳鼻咽喉科 白崎英明氏

shirasaki dr.jpg
<part1> 
札幌医科大学では、耳鼻科の准教授として臨床と研究を。そして、釧路赤十字病院 耳鼻科では月に1度、一般外来で診察治療を行っています。高校時代、釧路で耳鼻科に通い、神様みたいな先生に出会い、医者になるというよりは耳鼻科医になりたくてこの道に進まれました。専門がアレルギー学、免疫学。本当は子供の頃は副鼻腔炎で病院に通っていたので、その研究をしようと思っていたそう。ただ、アレルギーの方が患者さんの数が多く、未知なところも多いので、アレルギーの研究を大学院に入ってやり始めたそうです。ご自身は、研究するまではアレルギーでもなんでもなかったそう。動物実験でモルモットを使い研究をしていて、半年位でモルモットを触ると喘息発作や鼻炎の症状が出るようになってしまったそう。それをやめてからもくしゃみ鼻水鼻づまりの鼻アレルギー症状が出てきたそう。ですからご自身も鼻アレルギーの患者さんになってしまったのです。でも患者さんの気持ちがよくわかるという事と、新薬が出ると自分で試すことができます。アレルギー疾患は全人口の3〜4割の有病率、すごく患者さんが多いのです。続いて研究のお話しです。鼻アレルギーの症状を起こす化学伝達物質、蛋白や脂質等がアレルギーを起こす局所の鼻の白血球から出て、それがくしゃみ鼻水鼻づまりを直接引き起こすそう。それがどういう機序で出るのか、それを受け取る受容体(レセプター)の分布や、どういう時に受容体が増減するのかを調べています。これによりわかったきた事は色々あるそう。特にロイコトリエンという物質については、学会賞を受賞。タイプⅡのロイコトリエン受容体を鼻の粘膜のどこにあり、どういうもので増減するのかを明らかにしたそう。タイプⅡの受容体というのはまだ薬にはなっていないそう。タイプⅠの受容体はすでに17年前から日本で喘息と鼻炎に使われているそうです。タイプⅠの受容体も彼が研究しているそう。タイプⅠとⅡは2つ種類があるという事。タイプⅡが鼻づまりを起こしたり喘息発作を起こす受容体。タイプⅠの受容体をブロックする薬が治療薬として実際使われているそうです。
<part2>
みんなの家庭の医学にも日本の名医スペシャルの時に出演。他にも色々なメディアにも登場しています。そもそもアレルギーはどうして起こるのでしょう?身体に入ってくるものを排除する防御反応でもあるそう。だんだん毎年患者さんは増えているので現代病の一種でもあると。アレルギーは優性遺伝みたいに受け継がれていくそう。両親のどちらかがアレルギー疾患を持っていると子供もアレルギーになりやすいとのこと。鼻アレルギーについては、年齢差があるそうです。ダニアレルギーは10歳以下の男児がなりやすく、花粉症については20〜30歳以降の女性が圧倒的に多いそうです。彼の大学の統計でも、他の施設の外来統計でも同じ事が言えるそうです。なぜ性差があり、発症年齢の違いが原因によって違うのかはわからないとのこと。鼻の粘膜には女性ホルモンの受容体があり、アレルギーに関する免疫細胞にもエストロゲンという受容体があるそう。おそらく性ホルモンに作用してアレルギーが発症していくということだと思うけれど、ただ原因によって違うという問題の解決にはならないとおっしゃっていました。「オメガ3脂肪酸 DHA&EPAを服用することで、アレルギーの症状が良くなった患者さんがいます。アレルギーに関係する白血球、好酸球が下がる方がいるので、それに関する研究を今後やりたいと思っています。」と今後のついての展望を語ってくださいました。
釧路にはハンノキ、シラカバがあり、夏場には牧草系の花粉が。特にシラカバ花粉症はなったら二人に一人はリンゴ・モモ・サクランボ等のバラ科の果物が食べる事ができなくなってしまうそう。一度そうなったら一生食べることができないと。シラカバ花粉は春しか飛ばないけれど1年中食べる事ができなくなるし、シラカバがない場所に移っても、免疫細胞が身体に生き続けるので一生食べる事ができなくなるとのこと。「なんらかのアレルギーのある方が花粉症になりやすいので、花粉が飛ぶ時期にはマスクをして吸い込まないようにする。多く飛ぶ時期にはなるべく外出を控えるなど。気をつけてくださいね。」
nice!(0) 

2018.0404 O.A ちば内科クリニック 院長 千葉淳氏

chibadr.jpg
<part1> 
3年ぶりの登場です。以前ご出演いただいた時は開院なさって1年目。大きな変化はないそうですが、患者さんの数が増えてきていると感じるそうです。高齢者の方が多く、血圧、糖尿病、コレステロールといった方が多いとのこと。現在、内科ですが、骨粗鬆症の機械を導入されています。女性はだいたい70歳を超えると骨粗鬆症になるので、そういった方が遠くに行かなくても治療ができるようにと考えてのこと。確率的には70歳くらいで約半分の女性がなるそうです。その対策はやはり運動。牛乳は?と思ったのですが、あまりカルシウムの摂りすぎもよくないという話しもあるそうです。カルシウムを取り入れ、それが骨になっていく段階でお日様を浴びるのが大切。お日様の光を浴びながらウォーキング!が良いそう。ただ、釧路は日光が少ないので、お日様浴びるには1日10時間くらい歩かないとダメかも・・というデータを何かでご覧になったそうです。ビタミンDが必要なので、それを摂取することにより改善するそうです。骨粗鬆症は自分では判断できないので、ある年齢になったら検査をした方が良いとのことです。他に、以前ご出演いただいた時にはやっていなかった胃カメラも現在なさっているそう。今までは他の病院で検査をしていただいていたので、相当不便だった方がいらしたそうです。やはり近くでできた方が・・ということで導入されました。
他にこれから取り組んでいかなければと思うことが、患者さんの全身管理。高齢者が多いので、あちこちの病院に行くのではなく、自分のところで、ある程度できた方が良いかな・・・とおっしゃっていました。検診を受ける方が少ないと感じるそうです。特にガン検診。特定健診はほとんど受けていただいているそうですが、そこが気になっていらっしゃいます。「ガンは高齢者に多い病気なので、60歳、70歳、仕事を辞めてから本当はガン健診を受けていただきたいですね。」
<part2>
そもそも外科は3年ほど。その後の20年は内科。外科の時代も患者さんとはお話しはなさっていたそうですが、話す時間の長さは内科になってからの方が多い感じがするとおっしゃっていました。この仕事について良かったと思う毎日。患者さんの健康を全身的に診ていけるというのが内科の良いところなのかな?と。
趣味はやはりバイク。ほとんど乗る暇はないそうですが、外環状道路ができてから、そこを使って朝クリニックに行くことが増えたそうです。ただ、朝の往診も増えているので、往診のない時のお楽しみになっている感じでしょうか。去年は高校の同期会があり、函館までバイクで行かれたそうです。行く時は天気が良かったそう。ただ、台風が来る予想で、どうしようかな?とも思っていたそうです。同期会の当日、朝からすごい風が吹き始め、これはまずいな・・ということで、結局同期会には行かず、そのまま帰ってきたそうです。一応前夜祭があったので、恩師には会えなかったのですが、他の方達とはお会いできたそう。良かったです。若い時には今の時期から乗り始めたそうですが、今は5月位から、9月の末位まで。もともと学生時代からバイクには乗っていて、医師になり結婚してバイクに乗る時間がなくなり、釧路にいらしてから時間ができた時に楽しまれている感じです。高校時代は、中型免許。こちらで大型免許を取り、大型バイクに乗りました。奥様が反対なさるので、奥様にも免許を取らせる・・という方向で進められたそう。奥様も大型免許を取得なさり、大型バイクに乗ったそうですが、やはり重く、小さめのバイクに買い換えようと思われているそう。
今後の展開として、やはり高齢者が多いので、もう少し往診できれば良いのかな?と思われています。現在は50名ですが、ほとんど施設の方。でも施設に入らず自宅で過ごしたい方もいらっしゃるので、そういう方のサポートができたらと。訪問診療の方が患者さんの負担も少ないので、利用していただきたいとおっしゃっていました。
nice!(0) 

2018.0328 O.A 釧路赤十字病院 内科 宮愛香氏&杉元内科医院 院長 杉元重治氏

03281.jpg 03282.jpg
<part1> 
この3月で釧路を離れ、札幌へ。釧路にいらして、街ぐるみで病気や生活を考える様になったそうです。病気を治すためには家族、経済的理由、地理・交通手段、足腰が丈夫かどうか、誰が支えてくれるのか等色々な背景をより考えなければならないと思うようになったと。プライベイトでは、太陽が恋しいを思うことがあったと。特に夏ですが、こんなに自分が太陽を求めていたんだと気づいたそう。でも2回目の夏からは慣れたそうです。あとは、スケートにかける殺気立った情熱をすごいと感じたそうです。日赤の側に屋外のスケートリンクがあり、休みの日も朝から夜まで皆さんやっていて・・・。クレインズの試合も見に行かれたそうですが、早くてパックを目で追えなかったとおっしゃっていました。夜の末広にも沢山行かれたそうです。「スナックのママさんに仕事の手解きを教わった感じです。お客さんに対する話しかけ方、お話しの引き出し方、不快に思わせずに色々なお話しを回転させる、佇まい等すごく勉強になりました。」患者さんとのエピソードは・・・大変な患者さんがいらして一緒に悩んで、自分も何もできていないなといつも思っていた方が、「出会えて良かったです」と言って下さり、こちらはあまり手応えがなかったとしても、その方の人生の一瞬の中で少しでも意味があったりしたのかな?と。思い入れのある患者さんはたくさんいらっしゃるそう。慢性疾患、糖尿病・コレステロール・高血圧などを扱う分野なので、病気を予防する事も多いのです。なかなか手応えを感じることができないことも。でもきちんと病院に患者さんが来て下さるというだけで有難い事だと思うとおっしゃっていました。そもそも宮氏と杉元氏の関わりは患者さんを通して。地域全体でみんなをカバーするということでやっている中で、より専門の糖尿病のお話しを・・という流れで始まり、その後飲みニケーションもあり、新たにアイディアがでたり。小児科との連携は杉元氏がいなければ成立しなかったと宮氏。
<part2> 
釧路に来て感じたこと。肥満の方が多い。小学校の健康診断で肥満度が北海道の中でもかなり高いというお話しを小児科の方からお聞きになり、その子供だけの問題ではなく、親や親戚、家の色々な事情がそうなっていると思うので、医師としてできる事を飛び越えている問題ではあると思うとおっしゃっていました。肥満は成人にスライドすると言われているそう。小児の肥満は大人の身長を決めるとも言われているそうです。もっと真剣に取り組まないといけない問題。今後も釧路にはいらっしゃるそうですが、次にやりたいことはもっと広い視点で肥満をどうしたら良いのかを考えること。貧困や教育などとリンクしてくるところがあり、今の慢性疾患、メタボリック症候群も含めて、小児期に既定されてしまう部分もあるので、親の教育よりも子供の教育が必要と杉元氏。ただ子供は親のもとで育つので、親も子供も両方、同時にやらなければならない問題なのではないでしょうか。その原因はたくさんあるそう。まず、車社会。あとは赤ちゃんがお腹の中にいる時のお母さんの体重、生まれてくる時の赤ちゃんの体重。生まれてからの環境等もあるのですが、色々なことがあるので情報を広めていきたいと。病院でできることは超えていると思うともおっしゃっていました。エリアで色々やっていかなければならなくて、皆が同じ問題意識を持って取り組まなければならないことなのです。「地域全体で糖尿病診療レベルアップをしなければと思い勉強会も開催。学びたい姿勢の方が沢山いらっしゃることを実感。これからもやっていきたいです。今後、専門の施設でガッツリお勉強して、それをまた釧路に来て広めて・・・という何年か毎に地方と札幌を行ったり来たりできたら、自分も成長できるのかな?と思っています。」「やはり一番に患者さんのことを考えてくださる先生ですよね。特に糖尿病の患者さんは自覚症状がない分、相当噛み砕いて咀嚼してお伝えしないといけないところが多いので、そんな中頑張っていらっしゃるな〜」と杉元氏。今後もずっと釧路とのつながりを続けていって欲しい!と思った収録でした。
nice!(0) 

2018.0314 O.A 市立釧路総合病院 麻酔科 萩原裕也氏

hagiwaradr.jpg
<part1> 
2017年10月に釧路にいらしたばかり。市立釧路総合病院は、麻酔科のみならず、集中治療、救急にも力を入れているということで、医局長に直訴して「釧路に行かせてください」と。日々の業務は大変ですが、充実していて期待通り、想像通りの毎日と。横浜出身で、高校までは横浜に。大学は大分。ドラマの救命病棟24時の江口洋介になりたいと思い、医師を目指されたそうです。最初は救急医になりたいと思ったそうですが、自分の得意なものを持っていた方が良いと考え、救急もできて、集中治療もできるというのが札幌医科大学だったので、麻酔科が良いと入局し、そこから釧路へ希望していらしたということなのです。麻酔科は、患者さんを救うために対症的に薬を使い、生命を維持をすることができるのですが、診断と治療はできない科だと思うと。人が倒れた時にすぐ行くことのできる医師になりたいということ・・・それが一番強い気持ちなのです。よく飛行機の中で「お医者様いらっしゃいませんか?」と言われた時に手を挙げることのできる医師。実際に医学部6年の時に国際線でそういった経験をし、実際にあるんだと実感。医師になったら迷わず手を挙げたいと思ったそうです。上司からは「麻酔屋ではなく、麻酔科医になれ」と言われたそう。極端な話、麻酔は教えてもらうと誰でもかけることができるかもしれません。でも手術の後の患者さんの満足度とか、術後痛くないようにして病室に帰ってもらって・・ということを目指し始めるとすごく奥が深いとおっしゃっていました。麻酔から覚ます時の起こし方も人それぞれ。それを見ながら自分で吸収し、どんどん自分の麻酔方法が出来上がっていくのだと思うとも。麻酔科医はあまり通常患者さんと関わることがないので、短い患者さんとの関わりの中でどれだけ信頼関係を構築できるのかというのも麻酔科の深いところ。だからコミュニケーションはとても大事と教えてくださいました。
<part2>
ドクターヘリにはまだ乗っていないそうです。医師になろうと思ったきっかけが救急ということもあり、病院で待っているよりは現場に行って、困っている患者さんを診て、必要な処置をする。もともと学生の頃からやってみたかったことなのです。救急・麻酔・集中治療という3分野でそれぞれやりがいは違うと思うとそれぞれについて教えて下さいました。救急は患者さんがいらして命を救う事ができて、患者さんや患者さんの家族から「ありがとうございます」と言葉をいただいた時。集中治療も通ずるものがあるそう。以前気管挿管のチューブが長期間抜けない方がいらして、ご本人も辛かったと思うのですが、良くなってチューブも抜けて一般病棟に戻れるようになった時に「先生に対しても冷たい態度をとってごめんね。一番感謝しているから」と言われ、その後転院することになり、その時に会いにきてくれて「ありがとう」と言ってくださり、とっても嬉しかったそうです。手術麻酔に関しては、手術から目覚めて何事もなかったかのような顔をして帰っていく・・・のが目標にあるので、「いつの間に終わったの」「全然痛くないわ」と言ってくれるとやりがいを感じるそうです。不安いっぱいのまま手術室にいらした患者さんを何事もなく、まるで手術もなかったかのように病棟にかえす・・・それが達成できた時が一番嬉しいとおっしゃっていました。
温泉が大好き。適温でリラックスできるのが良いそう。泉質はあまり気にしないそうで、露天風呂がないと行かないかな?と。大分には、別府湯布院がありますが、道東にいらしてからも、川湯、摩周、阿寒湖、十勝川、養老牛の温泉・・・結構行かれていることに話しているうちにお気づきになったそうです。
「皆そうだと思うのですが、患者さんの事を第一に考えて患者さんの満足度を高める為にどういう麻酔をして、どうやって目覚めさせてどうやって帰して、診察しに行き、それを自分の糧にして、次の麻酔に生かす。それで自分の麻酔を構築していく・・・というのが目標とするところです。」
nice!(0) 

2018.0307 O.A おひさまクリニック 院長 須貝雅彦氏

sugai dr.jpg
<part1> 
医療リテラシーについて。リテラシーとは、もともとは識字率のこと。最近は、ネットリテラシー、メディアリテラシー、金融リテラシーという言葉も。世の中には医療に関する情報が沢山あり、一般の中に浸透してきたものも増えてきました。正しく認識して、生活の中で役立ててもらうというのが医療リテラシー。逆に間違ったイメージでその情報を捉えてしまうと、不安だけが増幅されてしまい、正しく怖がる事ができないのです。正しく知って正しく怖がるのが大事なこと・・と。須貝氏はお母さん達とお話しをすると「こういう事をすごく不安に思っているんだ」という事が増えてきた感じがするとおっしゃっていました。例えば、赤ちゃんの体に湿疹が出ると、「私の食べ物が悪いのでしょうか」とお聞きになる方が。見るからに元気そうな赤ちゃんで皮膚状況を診ると、単に皮膚の問題で捉えて良いのに、食べさせたものが何か悪いとこうなったという情報がどこかに入ってくるとその事で、誤った理解につながってしまい、自分の中でその不安が増大してしまうということ。これは氷山の一角にすぎないそう。それ位不安にさせる情報が沢山あり、その為お母さん達は子育てを少し苦しく感じるところがあると感じるそうです。世の中には色々な情報が氾濫し、実際にそれがどういうものなのか、自分にとって遠いものか近いものかもわからずに、情報そのものに惑わされている感じがするとおっしゃっていました。情報が一概に悪いとは言えないけれど、情報の中にはその表面だけをなぞってしまうというものがあるということです。小児科の領域の中で一番身近に感じるのは、ワクチン。ワクチンの効果は絶大で、積極的に推奨する対象。たまにワクチンを打った後に熱が少し出た、発疹が出たという事が副反応として現れる事があります。ただ、実際にその病気になってしまう事を考えるとその重大さはかなり違うと。そこで重要なのが、リスクコントロール。交通事故を例えに詳しく教えていただきました。
<part2>
医師がもっている経験、知識をみんなと共有したいという思いがあり、病院内外の仕事や活動にも積極的に取り組まれています。そこで病院の中と外での認識の違いを感じることが・・・。象徴的に違うと思うのは、検査。例えば、インフルエンザやアレルギーの検査。実はここに一言でいうと難しい問題があるそうです。一番の問題は、検査は100%ではないという事。病院は、白黒つくのではないかと思われています。でも基本的には100%ではないそう。例えば、インフルエンザでマイナスでも陽性の場合もあり、プラスと出たからといってそのまま鵜呑みにできない場合もあるという事。最初に診察し、身体所見等の基本的な事をして何をしているのかというと、診断の幅を狭めていくのです。要するに検査は補助的なもの。検査をしてその裏づけをとっていく。そして最終的な診断という形に進むので、検査の結果=診断ではないのです。ただこれを一般の人に伝える事が難しいと。もう一つはアレルギーの検査。◯◯で陽性が出たので、これはもう食べる事ができないという言葉を聞くそう。10年位前であればそれにより除去食をということが言われていたそうです。ここ数年は、かなり大きく変わってきて、食べ物のアレルギーに関していうと、実際に食べさせてみて、それが本当に問題があるかどうか、どの位の量で問題があるのかを確かめる形になってきているそうです。なぜかというと、不要な除去が多かったので、その事により実はアレルギーがもっとひどくなったという事がはっきりしたそう。除去し続けるとアレルギーが増す。食べる事ができなくなる。完全に除去するのが良くないという事がわかってきたという事です。この様な事が全体でシェアできると良いと。それが次の目標とおっしゃっていました。正しい知識をもって、むやみに恐れないでほしい。自分にとって本当に必要な情報が手に入りにくくなっている時代。リスクは正しく認識してほしい!その為ラジオの番組をやったり、救急の講習会を開催してきました。今後も「シェアする」その取り組みは続いていくのです。
nice!(0) 

2018.0228 O.A 林田クリニック 院長 林田賢聖氏

hayashidadr.jpg hayashidadr02.jpg
<part1> 
今回は「マスメディアからの健康情報をどう読み取るか?」というお話しです。なぜかというと、日々外来の患者さんを診ている中で、あまりにも氾濫している医療情報から間違った医療知識で、間違った治療をされている人が多いというのに気付き、なんとかしたいと思われたからなのです。人は自分に都合の良い情報を集めようとしてしまう確証バイアスの罠が・・・。ただ、医学の科学的検証の重要性は昔から指摘されていたそうです。例えば、ヒポクラテスの誓い。ヒポクラテスは皆さんご存知古代ギリシアの医者です。彼は自身の能力と判断に従って、患者に利すると思う治療法を選択し、害と知る治療法を決して選択しない。まず害を与えない事とうたっています。さらに、ウイリアム・オスラー(1849年7月12日〜1919年12月29日。カナダ、オンタリオ州生まれの医学者・内科医)は、医学とは、科学に基づいた技術であると言っています。ですから良き医師は、病気を治療し、最良の医師は、病気を持つ患者を治療する。3時間机で勉強するよりも、ベットサイドの15分が勝ると。では一体どうしたら良いのでしょう?医療情報の利用の手引きというものがあります。こちらは特定非営利活動法人 日本インターネット医療協議会 JIMAにしっかりと掲載されています。
1:情報提供の主体が明確なサイトの情報を利用する。2:営利性のない情報を利用する。
3:客観的な裏付けがある科学的な情報を利用する。
4:公共の医療機関、公的研究機関により提供される医療情報を主にする。
5:常に新しい情報を利用する。6:複数の情報源を比較検討する。7:情報の利用は自己責任が原則。
8:疑問があれば、専門家のアドバイスを求める。9:情報利用の結果を冷静に評価する。
10:トラブルにあった時は専門家に相談する。
(Pmda:医薬品医療機器総合機構、厚生労働省:医師等資格確認検索システム)
<part2>
テレビ・新聞・雑誌の健康情報をどう読み取るのか?小さいのですが、林田氏の写真の横に掲載したものです。まず、それがヒトが対象かどうか。ハイの場合、その薬を飲んだ人と飲まない人を比べた研究かどうか?さらにハイの場合、それが医学論文かどうか?ハイの場合、複数の研究に指示されているか?ハイであれば、現段階では信頼性が高いと考えられるそうです。
続いて、最近、気になる臨床試験やガイドラインのお話しを伺いました。私もビックリしたのが、慢性便秘のガイドライン。2017年、日本消化器病学会関連研究会・慢性便秘の診断・治療研究会 編集によるものです。
●便秘の定義:3日に1回排便があれば十分。●便秘と大腸癌の因果関係はない。便秘は大腸癌のリスクを上昇させないとする報告もある。●大腸刺激性下剤(アントラキノン誘導体:センナ、大黄など)は、長期連用で大腸メラノーシスを引き起こす。メラノーシスは大腸腺腫や癌が高頻度で見出された多数症例による検討があるため、長期間の服薬は推奨されていない。とのこと。自分が今まで思っていたことと違う事が随分あります。知らないということは怖いものだとあらためて思いました。
最後は、くしろCKDネットワークのことについて。私も以前からこの事についてお話しは伺っていたのですが、そろそろ本格的に始動しそうです。まず、CKDとは、慢性腎臓病、腎機能が正常値の60%未満が3ヶ月以上持続する状態のことをいいます。日本人成人のおよそ1330万人、8人に1人がCKDと言われているそうです。腎機能が正常の5%位になるまで、自覚症状は殆どないそう。現時点では、悪化した腎機能を改善する薬はないそうで、進行したら透析や腎移植が必要になるのです。ただ、生活習慣の改善や適切な血圧管理で進行を抑えられる可能性はあるとのこと。ということで、釧路市医師会、歯科医師会、薬剤師会、栄養士会、釧路市こども保健部・健康福祉課などの協力を得て、早々に始動予定とのことです。
nice!(0) 

2018.0221 O.A 市立釧路総合病院 麻酔科 郭光徳氏

kaku dr.jpg
<part1> 
2017年4月から釧路へ。高校までは埼玉に。もともと医師は向いていないと思っていたそうで、空が好きだったこともあり、宇宙飛行士かパイロットになりたかったとおっしゃっていました。小さい頃から星座のことを勉強したり、空はよく見上げていたそうです。縁あってこの道に進み、手術に興味があり、最初は脳外科を目指したそう。でも一つの臓器の手術より、どんな手術でも対応できる方がやりがいがあるかもしれない思っていたところ、麻酔科は守備範囲がとても広いことを知り、そこで麻酔科に。今年4月で医師になって8年目。
手術をして、自分の患者さんが退院したり、集中治療室から出たり、そういった様子を見ると「自分でも役にたてることがあったんだな」と思うそう。そういう時は嬉しいと素直に語ってくださいました。「まだまだ力が足りないところがあるので、どうしても皆が皆すべて良い結果になるとは限らないけれど、そんな中、自分でしっかりと足で立って帰っていかれる姿を見ると、この仕事をやっていて良かったと感じますね。」
麻酔科の魅力は、手術はもちろん、手術以外の色々な分野にも従事できること。裾野を広げていけるというのが個人的には魅力を感じていると。患者さんと顔をあわせるのはあまり時間的には長くないのですが、一瞬だけれど、手術が終わった後に「全然痛くなかったです」といった言葉を聞くことができて嬉しいそうです。やはり、麻酔科は奥が深いと感じる・・・と。最初は基本をしっかり勉強。その土台があり、そこにのりしろがあり、その部分に個々人で哲学がでてくると思うとおっしゃっていました。麻酔の中でここを重視する!というのが人によって違うそう。当然それに応じてリスクもあります。そこを踏まえた上で麻酔のかけ方、最終的に手術が終了後にこういう風にもっていきたいという点が人によって違うというのはある意味魅力でもあると。皆やり方は違うけれど、患者さんに一番良かれと思って自分なりの方法を磨いているという事なのです。
<part2>
趣味がたくさんある中で特に旅行とドライブがお好き。海外は台湾、アメリカ、フランス、ドイツ、スイス、オーストリア、アイスランド等々。違う世界に飛び込むのが面白く、言葉が通じなくても案外人間なんとかなると実感するのも好きと。「あっ通じてる」みたいな感覚。温かみが感じられる時が最高と。一番多く行っているのがドイツ。高校がドイツの高校と姉妹校提携をしていたそうで、交換留学生としてホームスティをしたのが始まり。すごく刺激的で楽しかったそう。全然違う文化だと感じたそうです。印象的だったのが、土曜日と日曜日の朝ごはんがとても遅いこと。皆のんびりしていて10時、11時位になってやっと集まり始め、そろそろご飯食べようか・・・と。それまでは各々自分達の好きな事をしていて、ご飯を食べた後で「今日はどこに行こうか」という流れになるそうです。休みをとても大事にしているのがわかり、少しカルチャーショックを感じたとか。この後、全部自分で計画をたて、各地のクリスマス市を沢山見てまわったり、ライン川下り、ロマンティック街道に行かれたそう。ドイツの景色、街並みが好き。大都会でも住宅街に入ると石畳の道をドイツ車が普通に走っている・・あの雰囲気が、素朴な感じが出ていて良いな〜と感じるそう。人柄的にも無愛想な人が多い印象があるのですが、個人的には良い人に出会ったとおっしゃっていました。ドイツ語は個人的に好きで、たまに今でもラジオのドイツ語会話なども聞いているそうです。今度はドライブ、アウトバーンに乗ってみたいそう。そして、中学の頃から大好きなバイエルン・ミュンヘンの試合も見てみたいそう。
これから・・・「一つ一つ突き詰めていかなければならないと思うんです。自分の事だけやっていれば良いとはなりません。自分の麻酔、自分の患者さんだけを診るのではなく、まわりをもっとみたり、他のスタッフとの関係等マネジメント的な事もやっていかなくては・・と思っています。これからの課題ですね。」
nice!(0) 

2018.0214 O.A 釧路孝仁会記念病院 循環器内科 小笠原惇氏

ogasawaradr.jpg
<part1> 
去年4月から釧路へ。大学に入学するまでは釧路にいらっしゃり、17年ぶりに戻られました。以前お母様が病気になられた時の主治医がとても尊敬できた事と、単純にカッコ良いという印象があり、この道を目指されたとか。お父様が弁護士。小学生の頃はなんとなく同じ道に進むのかなという気持ちもあったそう。
循環器内科の大きな病気は心不全・狭心症・心筋梗塞といった命に直結する様な病気が多く、特に狭心症・心筋梗塞の時の治療の第一選択肢となっているのは、カテーテルの治療。それをするとしないでは劇的に病状が違うそう。カテーテルをすると命が危なかった方が、普通に社会復帰なさるという様な現実を見て、循環器内科はやりがいがある科と考えたそうです。カテーテルは昔もあったのですが、色々な器具が年々発達し、20年前と比べると今は成績がよくなってきているそうです。一度治療すると治療した所はほぼ大丈夫な方が多くなってきているそう。特に心筋梗塞は、心臓の表面にある冠動脈という血管が詰まってしまう病気。そこに風船をもっていき、内側から風船を広げる事で血液の流れを出し、なおかつ非常に特殊な薄い金属のステントをその病変で広げる事で長期間その血管の内腔を確保することができるそうです。孝仁会記念病院では、昨年度は約300例の方がその様な手術を行っているとか。日本人の寿命が延び、食事の欧米化が進んでいる事もあり動脈硬化等による病気が非常に増えてきているそうです。結果、心筋梗塞・狭心症といった病気が非常に増えているのが現状と。その予防としては・・・動脈硬化による病気なので、動脈硬化を防ぐことが大事。コレステロールが高い、糖尿病、高血圧、その様な病気が積み重なった結果として心筋梗塞等が起こってくるのです。ですから糖尿病であれば血糖を厳格にコントロールしたり、血圧であれば薬を使い正常な血圧を保ったり、コレステロールも非常に良い薬がいっぱいできてきているので、薬で悪玉のコレステロールを下げるといった事が重要になるのです。
<part2>
外来では、心筋梗塞の患者さんが非常に多いそう。特にここ10年位、非常に増えているのが糖尿病の方。糖尿病の方コントロールが悪いと若くても心筋梗塞や脳梗塞になる患者さんが多いそう。ですから糖尿病のコントロールを少しでもできる様に尽力なさっています。糖尿病は自覚症状が殆どないので、なぜ糖尿病を治療しなければならないのか、何の為に薬を飲まなければならないのかを理解していただくのが最初は大変なのだとか。「外来で説明する時は血管を水道管に例えて説明するんです。健康な方であれば、その水道管に真水が流れている。でも糖尿になると、(糖と塩分って相反するのですが)水道管に塩水を流している様な状態で、そうするとどうしても水道管の内側は錆びてきてしまって動脈硬化をきたしますよ」と。初めて糖尿病と言われ、どういう病気かわからない時に理解していただく為にその様な話をなさるそう。結局糖尿病で困るのは、例えば目が見えづらくなってきたり、腎臓が悪くなってきたり、細い神経にいく血管も障害されるので手や足が痺れたり、その後、大きな血管、足の血管、心臓の血管、脳の血管が障害されてしまう事が一番の問題と。糖尿病に関しては、ここ3〜4年位で、非常に良い薬が多く出てきているそう。今までの薬は確かに血糖を下げる効果があったのですが、最近出てきた薬は、血糖が下がり、なおかつ寿命が延びるといったものだそうです。理想の医師像を伺いました。「手技的な問題は確かにあるので、教科書を覚える事は確かに大事。でも、患者さんそれぞれにたぶん違った正解があると思う。なので、患者さんの元に足を運ばなければその正解は基本的にはあまり見えてこないと思います。患者さんにとって一番良いのは、教科書で一番良いと書かれているものではなく、患者さんやご家族の気持ち、そして社会的な環境も含めた上で判断して、医師が決めるのではなく、一緒に決め、その目的に向かって進んでいくというのが本当に一番良いのでないかと思います。」
nice!(0) 
前の10件 | -