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2019.0417 O.A 杉元内科医院 杉元啓二氏

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通常は順天堂浦安病院で血液内科医として勤務なさっているのですが、毎週木曜日は釧路で、高血圧や糖尿病、脂質異常症といった生活習慣病の患者さんを多く診ていらっしゃいます。残念ながら生活習慣病は、普段自覚症状がでることが少ないので、病識(自分が病気であるという自覚)を持ちにくいのが厄介なところと。「脳血管障害や心血管疾患によって、患者さんの命や重篤な後遺症が起こることをできる限り防ぎたい。救急隊の方や病院の先生の負担をできるだけ減らしたい」と常に思われているそうです。順天堂浦安病院では通常、白血病や悪性リンパ腫、骨髄腫といった血液のガンの患者さんを診察なさっています。一般的に60歳以上で発症することが多い病気とのこと。でも若い方がなるガンの中では、血液ガンは多い方に入るそう。血液には白血球、赤血球、血小板の3つの血球成分があり、赤血球が一番多いので通常は血液は赤く見えます。赤血球の割合よりも白血球が異常に増えて、白く見えたことにより白血病という名前がついたと言われているそうです。急性白血病は、骨髄中に白血病細胞が増え、正常の血液が作られなくなるために様々な症状が出るそう。正常の赤血球や白血球、血小板が減り、肺炎や敗血症などの重傷な感染症や、貧血、出血などが起こると。この急性白血病は病気の進行がとても早いのが特徴的です。昔は不治の病といわれていた白血病ですが、現在でも治りやすい病気という訳ではないのですが、しっかり治療をすると治る可能性のある病気と。遺伝はしないのですが、タイプにより治りやすかったり、治りにくかったりの差があるそうです。日本では、白血病など造血器腫瘍(血液ガン)の治癒率、治療の質を向上させる事を目指して1987年にJALSG(日本成人白血病治療共同研究グループ)という多施設による白血病臨床研究グループが設立されました。発起人として設立に尽力さなさった愛知県がんセンター名誉総長の大野竜三氏は去年釧路に長期滞在なさっていたそうです。
<part2> 
ここ数年は、地元浦安の市民オーケストラで年2回の定期公演をなさっています。今年3月には、ほとんどの団員が医療関係者で構成された「全日本医家管弦楽団」の演奏会があり、ここにも参加なさったそうです。練習は学生時代に一緒に出演なさっていた先輩や同期の方がいらして懐かしい方々と再会でき楽しかったそう。また、プロの指揮者にプロのピアニストとの共演で、良い経験だったとおっしゃっていました。以前、お父様から買ってもらったトロンボーンをずっと使っているとおっしゃっていたのですが、去年12月にいよいよ新しいトロンボーンと出会う機会があったそうで・・・。たまたま楽器屋さんに出向き買うつもりはなく、試し吹きの予定が、楽器屋さんでトータル10本以上のトロンボーンを出していただきとうとう購入。結局試奏室で3時間以上も時間を費やし、流れで買ってしまったと杉元氏。それぞれ音色も吹いた感じも違うそう。まだ慣れるには時間がかかりそうですが、吹きやすくて良い感じだそうです。
今年11月2日に開催される附属小・中学校50周年記念式典・祝賀会の16期生の同期の取りまとめをすることになったそうで、名簿作りに奔走する日々を送られていました。同期の大部分が卒業以来の30年ぶり。半数ほどと連絡が取れたそう。また、せっかくなので祝賀会に合わせて、同期会の開催も考えているそうです。先だって打ち合わせの時に小学校6年生の時の担任の先生にも再会。現在はNPO法人 グローカルみらいネット理事長をなさっている大倉光昭氏とのこと。サプライズゲストとして登場なさったそうですが、その瞬間、皆目が点になったそうです。「大倉先生は実は小学校の卒業式の時に、自分はこれからエジプトのカイロに行くことになったと当日聞かされ、クラス全員が号泣したというエピソードがあるのです。とてもショッキングでした。それは今でも鮮明に記憶に残っています。」
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2019.0410 O.A たなの眼科 院長 棚野一郎氏

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今回は院長としてご登場です。実は4月15日に独立・開院する運びになったそうです。今までは市立釧路総合病院の眼科でほぼ6年勤務なさっていました。もともといずれは独立を・・と思われていたそうですが、色々な意味で節目が重なり、そこで縁をいただき準備が進んだ感じと・・・。場所は鳥取大通り4丁目、鳥取神社のすぐ側。国道38号沿いです。患者さんがみえることによって笑顔になれる病院を目指されています。例えば院内の雰囲気、スタッフの接し方等を諸々含めて「来てよかった」と思ってもらえる病院です。「あくまで治療をする場所なので、治療の結果が伴わなければ笑顔は拝見できないと思いますし、また患者さんが笑顔になってくれたらスタッフにも良い影響を与えてくれると思います。皆で良い雰囲気を作れるクリニックを目指したいです。」今まで大学病院や市立病院の様な総合病院の中で働き、部長になり3年。もちろん自分の思い描くものを目指してやって来たそうですが、最終的にはもう少しこうしたい・・という気持ちは出てくると。ご自身が描く目指しているところの医療をこれからできるというのは楽しみにしているそうです。今までずっと白内障や網膜硝子体疾患(糖尿病、網膜剥離、網膜前膜など)等をやって来たので、それは継続していくそうです。硝子体、及びその奥にある網膜という神経細胞があるのですが、そこに起こる種々の病気に対して行う手術全般を硝子体手術といいます。その様な手術を日帰りで行うというのが特徴でしょう。現在は首都圏、都市圏では、(もちろん重症度によって変わってはくるのですが)網膜硝子体疾患、特に網膜前膜や眼底出血等の手術に関しては日帰りでやっている所は多くなっているそう。網膜硝子体疾患は早いと40代、50~70代位の方に多いので、「なるべく入院期間は短くしたい」とおっしゃる方も多いそう。そのニーズにできるだけ対応できるとすれば、限りなく安全性を重視しながら日帰りで経過を見て行く。その様な事を前々からしたいと思っていたそうです。
<part2> 
市立釧路総合病院でなさっていた検査はもちろん、一般的なところでは視力測定、眼圧測定、今必須の検査になっている光干渉断層撮影(OCT)も可能。これを使うと網膜硝子体疾患に関してはより詳細な状態を把握することができるそう。より重症度や詳細なデータを得るためには必要なのです。他にはOCTの機械を使い蛍光眼底造影といって目の造影検査も実施。糖尿病の網膜症や加齢黄斑変性症などに関して造影剤検査を行っているそうですが、そのOCTの機械がさらに進み、また違う機能がつき、ある程度似た様な事をOCTだけでできる様になって来たそうです。この様な機械も導入。最近の関心事としては緑内障に関するものがとても高いそうですが、緑内障に関しては眼圧測定、OCT検査、視野検査の機械ももちろん導入なさっています。緑内障の明らかな原因は、目の一番奥に視神経があり、その視神経が痛んでしまうことにより視野が悪くなるという病気。その痛む原因がまだ解明されていないそう。今の所、世界中ではっきりしている緑内障の有効な治療法というのは眼圧を下げること。検診で眼圧が高くなくても緑内障は起こり得るので、検診で目の写真を撮る機会がある方がいらっしゃれば、緑内障の疑いという時にはきちんと眼科で調べた方が良いと思われます。緑内障の治療としては進行を遅らせるというイメージです。現在、人間の寿命が延びています。なるべく早期に見つけて治療を始めて!というのが急がれています。40歳になったら検査はした方が良いみたいです。眼圧の検査は目に一瞬空気をあてる検査。OCT検査にしても数秒で終わるそうです。さて、今後ぜひやりたいと思っている事。それは、白内障の手術で、いわゆる多焦点レンズという、遠近両用のレンスを用いた手術です。多焦点レンズを用いると理論上は遠くも近くもメガネなしで見える様になるとの事。ここ数年で急速に広まっている感じだそうです。病院の詳細はこちらで・・・https://tanano-eyeclinic.com/
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2019.0403 O.A 市立釧路総合病院 泌尿器科 谷口成実氏

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今回は夜間頻尿についてのお話しを伺いました。夜間頻尿は、夜間、排尿の為に1回以上起きなければならない訴えとされているそうです。色々な排尿に関する症状の中で、夜間頻尿が最も生活の質を落とす症状とされ注目されているのです。データでは日本人の40歳以上で夜間1回以上は70%、3回以上で15%とたくさんの方が悩まれていて、年齢に伴って比率は増加するそうです。また、夜間2回以上排尿する方は、2回未満の方の2倍骨折していることが調査でわかっているとのこと。夜間頻尿の原因は様々。飲水が多く全体の尿の量が多い多尿、夜の尿量の比率が高い夜間多尿、膀胱が敏感で少ない尿量でも尿意を生じる過活動暴行、不眠症などが組み合わさっていることも多いそう。どの程度の水分補給や尿量が正常か判断が難しいので、排尿にかかわる症状に関して検討を行っている日本排尿機能学会では、飲水は体重×23ml程度。例えば体重が50kgの方だと1200ml程度で十分と目安を設定しています。体重×40ml以上の尿で、多尿という病的な状態と考えるそうです。体重50kgの方で2000ml以上では病的とのこと。夜間多尿は、24時間の排尿時刻と排尿量を測定して記録することで判定ができるそう。簡単な方法としては、寝る前と朝の体重の変動で見ることができるのです。若い方で夜間尿量が20%以上、高齢者で1/3以上、つまり睡眠時間を8時間とすると、本来夜間は尿量が減るように調整されるところが、昼夜メリハリなく尿が作られると1/3になるそうです。多様な原因が絡んでいて、加齢、高血圧や心臓疾患、糖尿病、腎臓機能低下、運動量低下等が考えられているそう。高血圧やと糖尿病は治療可能ですが、さらに塩分制限、日中の運動、夕方からの水分制限など生活習慣の改善が最も重量な事なのだとか。1回の尿量が少ない過活動膀胱の場合は、日中夜間問わずに頻尿になるそうです。膀胱の敏感な状態を緩和する薬を使用するそうですが、高齢の男性は前立腺肥大症の治療と合わせて行うそう。これも行動療法という生活習慣での治療が大切とのことです。
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趣味は鉄道。列車に乗るのも、列車を撮影するのも大好きな谷口氏にとって、年度末は廃線や廃駅などのニュースが多く寂しい限りと・・・。スーパー北斗の車内販売が中止になったり、石勝線の新夕張から夕張間が廃線になったり、利用者の少ない直別・尺別・初田牛の駅が廃駅になったり。臨港鉄道も3月末で運休になり、6月にも廃止が決まっているそう。時代の流れと一言で言ってしまうのは乱暴な感じもしますが、そんな話題が多い昨今です。ただ明るい話題もあるそうです。まず、くしろ湿原ノロッコ号。現在は釧路から塘路間の運行ですが、30周年を記念して、5月25日と26日には川湯温泉駅まで運行されるそう。さらに、早めの予約で釧路ー札幌間スーパーおおぞらが5月31日までの期間限定で半額になるそう。「すごいでしょ。バスよりも安いんですよ。片道だけでもokですよ」とまるでJRのスタッフの様な感じでアツくお話しして下さいました。さらに、来年ですが、2020年5~8月の約1カ月に週4日程度、東急の豪華観光列車「THE ROYAL EXPRESS」を札幌と道東エリアを結ぶルートで運行する予定とのこと。今から楽しみですね。実は製薬会社が2ヶ月に一度発行している「医薬の門」という本の中に、鉄道のコラムがあるそうで、次号、谷口氏の写真と文章が掲載されるそう。3ページにわたる内容ですが、そこには根室線:別当賀・落石間、根室線:厚岸・糸魚沢間、釧網線:細岡・茅沼間、根室線:釧路・東釧路間、釧網線:釧路湿原・細岡間、釧網線:知床斜里・止別間、太平洋石炭販売輸送臨港線:春採・知人等の写真が掲載される予定。今回はコラムのおわりに・・という文を谷口氏からお借りしましたので、ご紹介させていただきたいと思います。ーーーーー
JR北海道は単独で維持することが困難な路線に、釧網線、花咲線、宗谷線(名寄以北)が含まれており、存続が危ぶまれています。また、胆振東部地震で被災した北海道の路線はすべて運行が再開しています。LCCで北海道に、LCCの搭乗券の呈示でJR北海道はフリーパスを発売していますので、是非北海道にいらしていただき乗って撮って鉄道を活用してください。」ただならむ鉄道愛を感じるのは私だけではないと思います。
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2019.0327 O.A 釧路労災病院 血液内科 江端浩氏

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2011年に釧路に。そして去年の4月から2度目の釧路。災害の時に当直をなさっていたそうで、まずは患者さんを守らなければと一番強く思ったそうです。今回は去年のブラックアウトも経験。人生の経験という意味では釧路という土地で経験をさせていただいた事は大きいとおっしゃっていました。お父様は外科医。家にいることが少なかったので、大変な仕事をしているのだなと子供心に思っていたそうです。たまに病院に土日連れて行ってもらった事もあるそうで、そこで大切なことをやっているんだなと感じ、この職業を目指しても良いのかなと思ったそう。お父様の医師として尊敬している点は、「やはり患者さんの求めに応じて必ず何かあったら病院に行っていたんですね。その様な姿勢はすごく尊敬でき、旅行の最中に呼ばれたりなんていう事もありましたけど、でもこういう仕事なんだなというのは身にしみて感じていましたね。家族として。」ただ、外科医の道には進みませんでした。実は外科医のお父様からのアドバイスだったとか。これからは内科医ではないかと。内科医としての幅の広さは非常に今は広がってきていると感じるそうです。逆に外科医の手を煩わせない機械が増えたと言えるのかもしれません。カメラや内視鏡の技術も発達している事もあります。「今考えると、先を見据えていたのかもしれませんね」研修医になり、抗がん剤等を使って人を治すことができるということが衝撃的で、そこが魅力的に感じて血液内科に進まれる事に。大変だけれどもやりがいのある仕事だと感じたのです。しかも数が少ない。この地区でも数人しかいないそう。そういうところも惹かれたポイントではあるそうです。血液内科は、血液全般の問題を解決する科。白血病や、悪性リンパ腫の患者さんに対して抗がん剤で治癒を目指す様な治療をやっていくのです。患者さんとご家族と二人三脚という事が多いと。悪性リンパ腫は、現在は患者さんの6~7割。とても多い病気ですが、原因は殆どわかっていないそうです。
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今スポーツをやらなければと思っているそう。できるだけ歩いたり、走ったりと。病院の階段の2階から5階まで上がる時に、以前はもう少し体が軽かったと感じるそうです。中学高校では柔道やラグビーもなさっていました。チームプレイが面白かったと。大学に入るとバドミントンを始めます。持久力をつけたいなと思った時にバドミントンんが良いと言われ・・・それが面白かったそうです。競技ですが、すごく頭で考えてするので、色々な事を忘れられたと。チェスや将棋みたいな感じ?頭脳プレイが多いそうです。今は自分の時間を作る事が難しく、旅行に行きたいと思う事もあるそうですが、お子さんもいらっしゃるので、車で国内旅行や道内旅行とかかな?と。独身時代は結構旅行にも行かれたそうです。世界遺産等をみるのが好きで特にヨーロッパが面白いと思ったと。その中でもトルコ。アジアなのかヨーロッパなのか、なんとも言えない世界観が良かったと教えて下さいました。イスラム教の文化も入っていたので、様々なものが混ざり合った独特な雰囲気を感じたそうです。もう一度行ってみたいと思うのもやはりトルコ。街中を歩くだけでもイスラム圏の人たちの生活スタイルを垣間見ることができたりするのが面白く、違う文化の所に来たというのをすごく感じると。他にはフランスやイタリアも。イタリアでは、ローマではない都市が面白かったそう。ローマに出ていく人間がその前に何かを作っていた等、修行の場として昔雇われていて、そこで絵を制作していたとか、そういう所が面白かったそうです。ローマよりは中小の都市のものを見ることが興味深ったそうです。フランスは出来上がったものが多いという印象とか。パリのルーブル美術館も圧倒されたけれど、周りの小さい美術館、オランジュリー美術館等は1日中いたいと思ったそうです。
「ポリシーは、諦めない。それを患者さんに強要するわけではなく、患者さんが目指しているもののお手伝いができれば良いな。そういう意味で諦めないということです。それをサポートできればと考えています。」
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2019.0320 O.A 杉元内科医院 院長 杉元重治氏

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最近、昔から好きだった演劇にご出演なさいました。釧路市立総合病院の地域連携室からの依頼で、在宅医療をテーマにお芝居ができないかという事で釧路演劇協会会長の片桐氏が脚本を書き、つくられた演劇でした。不治の病の状態にある病院にいらっしゃる患者さんが主役。その方が、実際に病院で過ごしていくのか?それともすみ慣れた自宅に帰り在宅医療を選択するのか?という葛藤を描いたもの。まだ家で最期を迎えることができるという事をご存知ない方が結構いらっしゃるという現実。やはりイメージがわかないという事なのでしょう。昭和51年までは家で亡くなる方の方が多かったそう。その時代を境に、今の段階では8割以上の方が病院で最期を迎え、在宅で最期を迎える方が1割だという数字になっているそう。昔の人はおそらく病院もなかったので、ご高齢の方が息を引きとる瞬間をお家で皆で囲って見守るというのが一般的だったのが、それがいつの間にか病院にとってかわっていったという現実があります。現在、病院で亡くなる方が多くても、実はお家で・・と考えている方が多いのが事実。アンケートでは、最期を自宅でと考えている方は6〜7割もいらっしゃるそうです。これは全世代そう。このギャップはどうしてなのでしょう?一番は家族に迷惑をかけたくない。お金がよりかかるのではないかというイメージ。そして、何かあった時に対応できないのではないかという事が不安で在宅にいくにいけないという方も多いそうです。「比較的コミュニケーションが取れる段階から本人がどうしたいのかという意向を聞くという事も大事です。僕らの勧めている在宅医療は、その何かを予想して起こらない様にいかにできるのかというもの。だから何か起きるのであれば、こういう事が起こるので、こうしましょうという事を訪問看護師が説明をし、安心感を持ってもらう。テレビや演劇等で可視化する事でより伝わると思います。」自分に置き換えて見ていただく事でわかりやすさが増すのだと思われます。
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明日「釧路一受けた授業」が開催されます。今後このエリアで高齢化がさらに進み、沢山の方が亡くなっていく多死社会と言われる時に突入。病院で最期を迎えるという選択枝ももちろんありますが、自宅で最期を迎えたいと思われている方もいらっしゃるのは事実。では実情はどうなのか?という事を伝え、またそうすることにより皆の安心にもつながったら良いと思い、今回CCLで企画なさったそうです。人生の色々な段階で選択をしていかなければならないことがあります。特に最期を迎える時にも病院なのか?自宅なのか?という問題があり、最近ではアドバンスケアプランニング(ACP)という考え方が昨年厚生労働省から、(日本版のACPというのは人生会議という様な名称にして)言われる様になったそう。家族、親戚、友達など色々な方に支えられて生きています。そういう人達と意識がはっきりしているうちに、普段の何気ない会話の中で話し合っていく環境や、その様なプロセスが大事という事です。意思決定だけではなく、そこに至る考え方のプロセスが大切だということなのです。
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3月21日(木・祝)14:00〜15:40 釧路一受けたい授業 主催:特定非営利活動法人 CCL
杉元内科医院 アネックスホール みその(釧路市中園町24-10)入場無料、予約不要。
1時限目:「現役医師が教える! 自分らしい最期の迎え方」杉元内科医院 院長 杉元 重治氏
2時限目:「はじめての介護サービスの利用と選択」釧路地区介護支援専門員・連絡協議会会長 吉野 整子氏
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「在宅医療というのも一つの医療としてこんなものもあるんだと理解していただきたいのです。別にそれが全てではありません。ただ、そういう方法もあったのか?だったらこうしたかったという後悔だけは残して欲しくないのです。皆さんのご質問にもお応えしたり、ご相談にも出来るだけのりたいと思っています。」
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2019.0313 O.A 釧路労災病院 腫瘍内科 原田一顕氏

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お父様もお爺様も消化器内科の開業医をなさっていたそうで、それぞれの尊敬ポイントをお聞きしました。お爺様は生涯現役を貫いた方で、90歳過ぎて倒れたその日も患者さんを診ていらっしゃったそうです。さらに新しい事もご存知で、その頭の柔らかさや周りの患者さんへの接し方、懐の深さはすごいなと思っていらっしゃいます。お父様は、基本無口な方だそうですが、こうと決めたらそこに向かうタイプ。感謝しているのは、医者になれとは一言も言わず、自分のやりたい様にと言ってくれていたそう。おそらく自分と一緒に仕事をして欲しいと思っていると思うそうですが、何もおっしゃらないそうです。でも何かあったら相談にのってくれるというスタンスでいてくれると。医師になられて11年経ったそうです。今感じるのは、患者さんがどう生きたいのか、病気になった時にこれからどうしていきたいのかという事をうまく引き出し、支えてあげて、患者さんが一番良かったと思う方向にもっていってあげることのできる人が理想像。「もちろんプロだから患者さんと完全に同じ目線で同じ知識で話すわけではないし、患者さんがうまく表現できなかったり、うまく進めていけない様なところも汲んであげた上でどうしていくのが一番良いかというのを決めていけたら・・・。」腫瘍内科は腫瘍に特化した内科。今までは内臓ごとに科が分かれていました。ところが、世の中がすごい勢いで変わってきてしまい、ガンという病気自体が治療方法が内臓だけでは括れなくなってきたのです。そこで、一つの内臓ごとに物事を考えるのではなく、抗がん剤を使うガン患者さんに対しての医療という、臓器横断的な、広い目でものをみる事が必要となり腫瘍内科という概念が生まれたのです。抗がん剤治療をする上で、患者さんがどういう風に自分の病気を捉えてどういう治療をしていきたいのかを考える時に、抗がん剤を使う専門家として一緒に考えていく、実施していくのが仕事なのです。
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がん薬物療法専門医の資格をお持ちなのですが、その数がとても少ないそうです。全国に約1400人位。米国等の腫瘍内科の先進国に比べるとものすごく少なく、日本の人口当たりで考えると本当は6000人位は最低でも必要と言われているそう。おそらく道東では先生お一人とか。次から次に新しい薬が出てきて、様々な情報には、ひと昔前の話や間違った情報等も沢山混ざっているそう。「去年の教科書が使えなくなる位変わって行くので、そういう意味でも抗がん剤を専門として扱い、何が現在の医学でベストなのかを知っている人が診療の現場にいるという事は、患者さんの為にも必要なのかなと思うんです。患者さんには一番良い治療を受けて欲しいので、一番納得がいき、これが一番良いんだと自信を持って言える治療を受けて頂きたいから勉強は大変です。」抗がん剤の場合は特に古い治療と比べて新しい治療が意味があるかどうかという観点で評価されていくそうです。今は免疫チェックポイント阻害薬といい、患者さん自身の、病気と闘う力を上手く利用してガンをやっつけるという仕組みの薬も沢山出てきて、効果もあるそう。ただ、皆が皆に効くというものではないのです。また、どういうガンに効く・効かないの研究も進んでいるそう。同じ肺ガンと言われた方でもいくつかのタイプに分かれます。さらに、今は遺伝子レベルでガンを調べて、どういう遺伝子の異常がこのガンには起きているのかという事まで突き詰められる様になってきたそうです。今その考え方が一番成功しているのは、肺ガン。その流れは胃ガンや大腸ガンや他のガンにも応用される様な時代になってきているのですごく細かくなってきたと。一つの見方としては、ガンという病気は遺伝子の病気。遺伝子は細胞の設計図。その設計図が何らかの拍子に狂い、普通の細胞が異常な能力を獲得してしまう。それがまさにガン。近い将来、胃ガン、肺ガン等という言い方は世の中からなくなり、こういう遺伝子異常のあるガンという様に分かれていくのではないかと言われているそうです。
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2019.0306 O.A 釧路赤十字病院 内科 古川真氏

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皆さんはご自身の血糖値をご存知ですか?気にしていますか?体重や血圧は気にしていても血糖値は・・・という方もいらっしゃるかもしれません。空腹時の血糖値の正常値をご存知でしょうか?110未満、およそ100。単位はmg/dl。1dlは100cc 100mg/dl・・・これは100ccの水に100mgの砂糖がとけているという数字。1ℓは1000cc。1000ccは10dl 。1ℓの水だったら1g、1000mg・・ということ。1ℓのペットボトルに1gの砂糖を想像してみてください。胡椒少々という言い方があります。この少々とは何gでしょう?実は一応定義があり、親指と人差し指で1つまみ掴んだ量、これが0.5g。ですから×2が1g。1ℓのペットボトルのコーヒーに2つまみの砂糖を入れました。甘いでしょうか?古川氏は実験したそうですが、味はほぼブラック。これが一応空腹時の正常の血糖値。では、糖尿と診断される方で、食後に気にしてねという血糖値の数値は200以上。先ほどの数字のほぼ倍。という事は4つまみの砂糖が1ℓのペットボトルのコーヒーにとけているという事です。これも実験したそうですが、ほぼ変わらない味。「それで医師は“あなた糖尿病ですよ”と言うのです。味付けとしてほとんど変わらない様なもので、2つまみの人は健康で、4つまみの人は糖尿病ですよと・・・ひどくない?とても微妙なのです。人間の身体は。」健康な身体だと、食べていない時の血糖値が下限が60〜70。食べた後2時間位するとだいたい140を超えない位。食べていない時も食べた時も100mg/dlプラスマイナス30〜40という事。とても狭い範囲におさまるのです。これが糖尿病になると幅が広くなるそう。エネルギー効率が非常に悪い状態、車でいうと燃費の悪い状態になるのです。原因は色々あるそうですが、究極的には2つ。いらないのにとってしまうエネルギーオーバーの場合。そうすると血糖値は当然上がります。もう一つはインスリンのホルモンが十分量出ているかどうか。入ってきたエネルギーを燃やすだけの十分なインスリンホルモンがあるかどうか、体の中でバランスがとれているかどうかという事なのです。
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「あなたは目の前に大好きな食べ物があり、お腹ペコペコで我慢できますか?無理ですよね。好きなものを食べてはダメですよと言ったところで、その場ではわかりましたと言ったとしても、お家に帰ったらわかりませんよね。」自分の身体をメンテナンスするのは結局自分しかいないという事なのです。人間の自然寿命はおよそ40〜50歳。これが今は女性で87歳、男性で81歳。だいたい倍生きなければならないのです。さらに今や100年ライフと言われています。このメンテナンスをするのは誰でしょう?自分しかいないのです。「医師は“あなたの体に不具合が生じていますよ”という注意はできます。自分の本当の心の中から“自分の身体は不健康な状態になっているぞ”と思い、“まずい!これではいけない”という気持ちになっていただかないと、毎日のことなのでなおさら難しいのです。」やはり自然寿命の40〜50歳を超えてくると体のガタが出始めてくるので、メンテナンスをしなければならないのです。食べる量の目安としては朝と夜の体重測定。1日の食の振り返りができるのでぜひお試しくださいとのことでした。
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3月9日(土)14:30〜16:30 市民公開講座
イオンシネマ釧路 スクリーン5(釧路町桂木1-2-2 イオン釧路店横)入場無料、予約不要。
14:30〜14:45 講演1:「釧路の国保、防げる病気は未然に防ぐ!ー健康で、幸せに、より長生きできるようにー」・・・・・・・・・・釧路市こども保健部 国民健康保険課 保健師 岡田 五月氏
14:45〜15:10 講演2:「FKS50!? 100年ライフ時代の糖尿病療養を考える!
・・・・・・・・・・・・・釧路赤十字病院 内科部長 古川 真氏
15:10〜16:00 講演3:「いわきの高齢者、元気に”以後いてます” ー健康で、幸せに、より長生きできるようにー」・・・・・・・・いわき市保健福祉部地域医療介護室 地域包括ケア推進課 主査 猪狩 僚氏
16:00〜16:30 ディスカッション:「100年後の釧路を見据えて我々が考えること」
          司会:釧路赤十字病院 内科部長 古川 真氏
          市立釧路総合病院 泌尿器科 統括診療部長 森田 研氏
          いわき市保健福祉部地域医療介護室 地域包括ケア推進課 主査 猪狩 僚氏
※医療機関には参加券がついたチラシが置いてあります。その参加券を当日ご持参ください。
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2019.0227 O.A 釧路労災病院 内科 佐野逸紀氏

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千葉出身ですが、北海道はもう10年以上。道内は、道東・道南・道北・道央等は殆どまわり、後は苫小牧でコンプリートとか。釧路は2017年から。気に入った食べ物はサンマ。サンマの握り、そしてお菓子のくじらすく。チョコに漬けられた感じのラスクは最高。札幌の知り合いに送ったところ一瞬でなくなったそうです。
仕事をどうしようか考えている中で人の役にたてれば良いなと考え、医師になった感じと。「でもはじめてみて、やっぱり大事だなと思い、やりがいもあるし、時間外があるのはきついけれど、それでもやっていく中でやりがいや大事なことを見つけてどんどん目標もできてきて・・という感じですかね。」
最初は外科系かなと、周りもご自身でも思われていたそう。研修医の頃に、消化器内科をまわり、そこで指導医の先生がバリバリ仕事をこなす感じでかっこ良いなと思ったのが一番の決め手だったそう。専門は消化器内科の中でも胆道系や膵臓等、先生曰くマニアックな世界と。おそらく内科の中でも外科に近い、内視鏡を使って治療をしていく・・・狭いところにステントを入れたり、胆石を出したり、処置の色合いが濃い分野と。医師になって12年目。働き出した時と現在での変化は、とにかく慎重になったそう。昔はガンガンバリバリと言ったタイプだったそうですが、色々な経験(例えば合併症が起きたり、よからぬことが起きたり)を自分も経験し、周りの人がやっているのを見たりしていくうちに、気をつけなければいけないことや、慎重にならなければならない事が圧倒的に増えたとおっしゃっていました。「この仕事について良かったと思うことは、一番はやりがいですね。一生懸命やった結果、患者さんをよくして感謝されて、自分でも良かったなと思うのが、多分一番よいところだと思います。簡単にいうと困っている事をきちんと解決するという・・やっぱりやりがいですよね。」自然体、飾らない、気負わない・・・そんな先生の魅力ラジオから伝わりましたか?
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高校大学とラグビーをなさっていました。最初は勧誘され、知らない場所で「生徒会です」と言われ、書類を書いたら、それが入部届けだったそう。ラグビーは関西・九州では人気のスポーツだったそうですが、千葉では人気がなかったそうで、部員集めの為に大変だったそう。大学では高校の直属の先輩がたまたまいらして、どういうわけか合格発表の日に電話があり、「合格おめでとう。じゃあ待ってるから」と。ラグビーの魅力はやはりコンタクトスポーツという点。バスケやサッカーで相手をつかんだりしたらファールになるけれど、相手を止める手段がつかんで倒すという、少し変わっているスポーツだからというのもあるかもしれないと。ポジションはフッカー。スクラムの最前列の真ん中。お饅頭でいうと餡の部分。役目は一言でいうとパワー系。今年はラグビーのワールドカップが日本で開催されるので、今から楽しみとおっしゃっていました。ラグビーに必要なのものは体力、筋トレ。ご自身も骨折の経験あるそうですが、でも怪我せずにできるのが一番。中には怪我をせずに鉄人みたいな方がどのチームにもいらっしゃるそうです。ラグビーでは礼儀、挨拶等の基本的なことや、目上の人をたてたり、集団の中で知らない間に集団生活で必要なことが身についたと思うとも。常識を持っていられるのは多分そういうところにいたからだと思うと教えてくださいました。ラグビー以外は旅行がお好き。北海道人よりもくまなく歩いていると思うと。露天風呂が広々としてる温泉がお好き。最近、十勝川温泉に行ってみたいと思われています。温泉に行く時はあまりアクティブに動きまわらず、そこでゆったりしている感じが多いそうです。ストレス解消は?との問いに、「ストレスはないです。仕事が楽しいからですかね・・・・・。当たり前の事をして、悪いことを起こさずに当たり前にちゃんと治して帰すという事が一番だと思いますし、そうできればといつも思っています。」
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2019.0220 O.A 市立釧路総合病院 外科 齋藤博紀氏

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<part1> 
釧路には今年3月で丸2年。実は10年位前にも釧路にいらっしゃったことがあり、当時は釧路赤十字病院で勤務。お祖父様や親戚に医師が多く、比較的身近な職業として医師がありました。また、高校の頃、未知なる人間の脳、脳みその神秘に魅力を感じ医学部を目指すことに。医学部で外科学の授業を受けたり、教科書を読んでいたら脳よりも外科がすごくシンプルな感じがしたそう。腸管は口からお尻の穴まで1本の管になっています。その途中に病気が見つかれば、そこを治療したり切除してつなぐというシンプルなものかな?と思ったので外科の道に進む事にしたそうです。他には自分の手を動かして悪い部分を取ったり繋いだりというところに興味があったそう。手は器用ですか?との問いに「いや〜そんなに器用な方ではないと思います。外科医になる前に心配になり、外科医の先輩に『僕でもなれるんですかね』って聞いたんです。『そんなの箸を持てるなら手術できるから』と言われ『じゃあ誰でもできるじゃん』というのに騙され、やってみようかなと入ってしまいました。」外科医になって14年位。実際箸を持てる人なら頑張ればできるのでは・・と思うと。先輩の言葉は正しかったと・・・。今後後輩に聞かれてもそういう風に答えようかなとおっしゃっていました。ただ、シンプルだと思っていた外科ですが、勉強するほどに、手術をするほどに難しいと、奥の深さを感じているそうです。学問的も難しいとだんだんわかって来て一生勉強しなければと。手術というのは完成というものがないので、やればやるほどうまくなるし、手術の方法自体も時代と共に最新のものが出てどんどん変わるので、やはり一生勉強。技術・手術というものを常にやり続け、うまくなっていくのは外科の魅力、やりがいのある分野だと思うとも。外科に限らず、仕事に限らずだと思いますが、やればやるほど奥の深さに気づくそうです。「外科の魅力は、自分の手を動かして治すというところ。外科医になりたての頃と比べるとますます外科にはまっている感じですね。」先生強っての希望でリクエスト曲の曲フリをしていただきました。
<part2> 
消化器外科全般を診ている中で、疾患として多いのは、数で言うと胆石、ヘルニア。近年大腸ガンの方が増えているそう。大腸ガンの原因は、遺伝とか食生活等々色々言われていますが、はっきりこれという原因はわかっていないそうです。「大腸ガンに限らず、ガンであれば早く見つけて早く治療をするのが一番治る近道だと思います。なので大事なのは検診。胃カメラや大腸カメラ、お腹の超音波検査等々、それで全てを見つけられる訳ではないと思いますが、検診は受けていただきたいですね。」大学時代は胆管ガンと膵ガンの研究をなさっていました。胆管ガンは症状が出る方もいらっしゃるのですが、出ないで進行している方もいらっしゃるので、見つかると進んでいる方が割と多かったと。難しい手術になる事が結構あるそうです。というのは、胆管は肝臓から繋がって腸の方に流れているので、その近くに大事な動脈や肝臓に繋がる太い血管が集まっている部分に接しているから。後で伺うと少し背中が痛かったとか、思い返せば変だったとお聞きする事があるので、何かあれば我慢せずに病院にかかって欲しいとおっしゃっていました。
技術が優れているのは当たり前で、最適の治療をできるのも当たり前という上で、説明がわかりやすい医師が理想。「一般の方は病気の事や身体のつくりは口で言われただけではわからないという方が多いので、僕は絵を描いて説明しています。だから患者さんとご家族にわかりやすい説明をできる医師が理想です。あとは患者さんから希望を伝えやすい医師。話しかけやすい医師。気を遣われて言いたいことが言えないという事は実際よくあると思います。思った事が伝えやすいような医師、相談しやすい、言いやすい医師というのが理想です。」仕事を続ければ続けるほど強くそう思う様になったそうです。「ポリシーは、誰に対しても同じ様に接する。それから平常心を保つ事。どうしても手術中に予期せぬ事もあるので、そういう時こそ深呼吸をして周りに慌てない様に対応するのは目指すところです。」
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2019.0213 O.A 市立釧路総合病院 研修医 各務雅基氏

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<part1> 
2017年4月から釧路へ。冬に雪が少なく過ごしやすいと。生まれ育ちも名古屋。北海道は憧れの地でもあったそうです。暑いのは苦手になってしまったとおっしゃっていました。小学校の頃から漫画を読むのが好きで、「メスよ輝け!!」という漫画を読み、外科医に対する漠然とした憧れを持たれたとか。中高一貫校に通われたそうですが、医学部を目指す人が多く、その影響もあるそうです。もうすでに進む科は決まっているそう。それは耳鼻咽喉科・頭頸部外科。今現在も耳鼻科で働かれています。実は呼吸器外科と迷ったそう。決め手は色々あったそうです。耳鼻科の方が自分の目で見て、手術をする。呼吸器外科は胸腔鏡を使い、そのカメラの画面を見ながら手術をする。「自分は直接目で見ながらの方が性に合っているかなと思って。あとは、耳鼻科は色々な守備範囲があり、内科的治療等もあり。呼吸器外科は肺の手術を突き詰めていくのがあるかなと思っていて、どちらかというと僕は守備範囲が広い方が合っているのかなと思ったからです。」耳鼻咽喉科・頭頸部外科は鎖骨より上、脳より下を診る科。耳、鼻、飲み込み嚥下、頭頸部外科の手術もあり。今のところは頭頸部外科をやってみたいと。頭頸部外科でよくあるのは、喉のガン。耳鼻科医になって日が浅く駆け出したばかりなので、今はまだ目の前のことをやっていき、その中から研究したい方向を考えていくのかな?と思われています。今の段階で思っている理想の医師とは、患者さんに優しくできる人。現在、耳鼻科のボスにあたる坂下先生がいらして、坂下先生はとても優しいそう。そういうところを見て見習いたいとか、こういう優しさを持てるようになりたいなと思うそうです。「患者さんに優しくできる人でなければ、いくら腕があっても患者さんのことをどこかで傷つけてしまうのかな・・・。患者さんに配慮した言い方とか、伝え方とか。そう言った事が自分にできるのか・・これから頑張って行きたいですね。」
<part2> 
趣味はまず漫画。医師になった一つのきっかけが漫画。他に北海道に来たいと思った時にも北大の獣医学部を題材にしている「動物のお医者さん」という漫画をみて、北海道良さそう!と思ったそう。他にはスポーツもなさっていました。小中と水泳。高校ではアメリカンフットボールを。それも「アイシールド21」という漫画の影響とか。アメフトはルールが結構複雑。それを順序立ててわかりやすく読者に説明しながら面白ところを見せるのがすごく上手いなと思ったそうです。アメフト現役時代は、首は顔よりも広めの幅で太く、腕も高校生にしては結構すごかったと。やはり漫画の世界と現実の世界は全然違ったそうです。漫画はわかりやすい派手なプレイ等を見せないと絵にならないのですが、実は作戦をかなり考えて試合にのぞむそう。その作戦が何十個もあり、高校の時は20個位あり、全部暗記して、試合をするそうです。ポジションはワイドレシーパー。このポジションは足が速くて、ボールをちゃんとキャッチできる手の器用さがないとダメだそうです。すごく楽しかったそう。準備の段階で色々考えて、実際に試合にのぞみ、でもアドリブでやる場面も当然あり、それがうまくいった時にはヤッタといった感じと。アメリカのプロは暗記するものが100個以上もあるそう。テレビでの放送もあるので口の動きで作戦がバレてしまうので、毎週プレイ名が変わるそうです。アメフトは相当頭脳プレイの感があります。そして、大学ではバスケを。ちょうどその頃読んでいた漫画がバスケものだったそう。それから、少し変わった?趣味に「空耳アワー」があります。テレビ番組の1コーナー。洋楽の一部分が日本語で面白く聞こえるというもの。大学時代は番組を毎週録画していたそう。「大学の部活の中で大事にしていた謙虚・向上心・コミュニケーション。これを大事にしないと集団でもうまく前に進めないというか、逆にそれをしっかりする事で人間として成長していく、それを教えられました。3つのバランスも大事。これを大切にしてこれからも研鑽を重ねていきたいし、人生における指針として頑張りたいです。」
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